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EMC Studio技術交流会

IoT・自動運転・ロボティクス等の技術開発が盛んになる中、製品やシステムの安全性を根底から支えるEMC・ノイズ対策へのニーズは高まり続けています。そして、シミュレーションに寄せられる期待もますます大きくなっています。

2006年から電磁界解析ソフトウェア 『EMC Studio』 の販売およびEMC解析コンサルティングを開始し、おかげさまで今年で丸10年という節目の年を迎えることができました。この節目にあたり、EMCシミュレーションの実施例と可能性をより多くの方と共有できたらと願い、EMC Studio技術交流会を企画いたしました。

本技術交流会では、EMC Studioのユーザー様や開発元であるEMCoS Ltd.の技術者をお招きし、EMC Studioの具体的なシミュレーション事例や有用な機能などを紹介いただきます。特に強みを持っているケーブル、筐体、アンテナ、およびこれらをアセンブリした場合のEMCシミュレーションにご関心をお持ちのお客様や、EMC Studioをご検討中のお客様にもぜひ広くご参加いただければ幸いです。

お申し込み受付は終了しました。

開催概要

セミナー名称 EMC Studio技術交流会
開催日時 2016年6月27日(月)13:30〜(受付開始 13:00)
開催場所 東京コンファレンスセンター品川 Room402 [map]
東京都港区港南 1-9-36 アレア品川
JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分
対象者 EMC・アンテナ設計に関する数値シミュレーションを実施中またはご検討中の方
(EMC Studioユーザー様以外にもご参加いただけます)
参加費用 無料 ※ 事前登録制
定員 50名
主催 株式会社JSOL

プログラム

13:40−14:10
解析事例のご紹介
EMCoS社
EMC Studioの解析事例のご紹介をいたします。
14:10−14:40
自動車ハーネスモデルを含むラジオノイズシミュレーション技術の紹介
株式会社本田技術研究所 第8技術開発室 研究員 河野 元紀 様
車載電子機器が発する電磁波ノイズが車両電線へ伝導・放射することで、ラジオアンテナに混入し雑音となって商品性低下を招くが、ハイブリッド車に代表される大電力スイッチング装置等によってノイズは増加の一途を辿っている。その反面、ラジオ雑音検証作業は実車両が必要なためフロントローディング開発ができず、かつノイズ解析および対策が後手となるため車両開発においては大きな課題となっている。Hondaはこれまで車両規模の電磁界シミュレーション技術を検討してきたが、特にワイヤーハーネス束線についてもシミュレーションモデル化してノイズ伝播をSパラメータ化し可視化して検討に用いており、その手法について紹介する。
14:40−15:10
こんなこともできる! EMC Studioの意外に便利な解析機能のご紹介
株式会社JSOL 志賀 章紀
EMC Studioには、個性的で役立つ機能が数多く実装されています。その中には、とても役立つ機能であるにも関わらず、皆さまへ十分にご紹介しきれていない機能もあると感じています。本セッションではそうした「意外に便利な」機能のメリットを、具体的なアプリケーションを通してお伝えします。
15:10−15:40 休憩
15:40−16:10
電磁界シミュレータを用いた車載機器の電波性能解析
マツダ株式会社 電子開発部 電子制御ユニット開発グループ マネージャー 浜田 康 様
自動車には電磁界通信を用いたシステムが多数搭載されており、近年では自動車におけるIoTも普及しつつある。これらのシステムを支えているのは、電波通信技術である。電波通信性能は、金属体である車両構造により影響を受ける為、車種毎に通信アンテナ最適化設計が必要である。一方で、車両開発期間の短縮化、試作車レス開発化が望まれており、CAEを用いた開発手法の確立が求められる。CAEを活用するに際し、各システムの周波数やシステム構造及び、求められるOutputに適した解析手法を選択することで、開発効率を上げることが可能である。今回、各電波通信システムに最適な解析手法を用いて電波通信性能予測を行った事例について紹介する。
16:10−16:40
ワイヤレス給電システムの電磁界解析技術
近畿大学 理工学部 電気電子工学科 菅原 賢悟 様
磁気共鳴型ワイヤレス給電システムの電磁界解析技術に関して紹介します。ワイヤレス給電システムの電磁界的性能には、(1) 電力伝送効率と(2) 漏洩電磁界強度の2つが重要となります。電力伝送効率に関しては、リッツ線が用いられることが多く、現状の電磁界解析技術では取り扱うことが難しい問題となっています。また、(2) の漏洩電磁界強度に関して、有限要素法を用いる場合には、開放境界の問題が存在します。従来、アンテナ設計に用いられてきた吸収境界の手法をそのまま適用することができません。モーメント法であれば、この課題は発生しません。一方で、モーメント法には、高いシールド効果を持つ構造においてシールド効果が過小評価される課題があります。EMC Studio 8で実装された Null Field 近似のシールド効果性能評価についても報告します。
16:40−17:10
EMC Studioの最新の開発機能のご紹介(仮)
EMCoS社
EMC Studioの新しい機能について紹介します。

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株式会社JSOL エンジニアリングビジネス事業部
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