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低周波電磁界の人体ばく露解析ソリューション(ICNIRP対応)

低周波の体内電界・電流密度を
シミュレーションで推定
- ICNIRPガイドラインへの適合性を検証

電気自動車やプラグインハイブリッド車では、モータ駆動回路やワイヤレス充電システムなど、大電力システムの搭載が進んでいます。

世の中の安全・安心への要求が高まる中、自動車業界の企業に対して、これらのシステムの人体に対する安全性を確認することが期待されつつあります。

こうした状況に対応すべく、このたび EMCoS Studio に、新たに人体の低周波電磁界ソリューション Human Exposure Toolkit が加わりました。

このソリューションを活用することで、各器官の立体構造まで表現した人体モデルで、体内の電界・電流密度を高速・高精度に推定、ICNIRPガイドラインへの適合性評価を実現します。

低周波電磁界ソリューション Human Exposure Toolkit 3つの特長

直感的に使える人体専用GUI

Human Exposure Toolkit には、典型的な人体のボクセルモデルが用意されています。脳や内臓などの器官ごとに立体構造がボクセルで表現された詳細なモデルで、それぞれの材料特性もあらかじめ設定されています。

結果評価の際は、ICNIRPガイドラインで規定された電界・電流密度・SARをわかりやすく表示でき、さらに平均化や異常値除去などの結果処理も自動で行います。

詳細なボクセル人体モデル 詳細なボクセル人体モデル

結果表示例 結果表示例

マウスによる簡単な姿勢変更

人体モデルの姿勢は、マウスの操作だけで直感的に変更できます。
人体を車体の近くに立たせたり、運転席に着座させたり、自由自在かつ簡単に人体の配置を決定・変更できます。

マウスによる姿勢変更 マウスによる姿勢変更

車体モデルへの配置 車体モデルへの配置

低周波でも安定した計算を実現

人体内部の電磁界解析は、以前から主に GHz 帯においてFDTD法などを用いて行われていましたが、低周波の計算の安定性(収束性)が悪いという大きな課題がありました。

Human Exposure Toolkit の人体電磁界ソルバーは、1MHz以下の体内電磁界に特化した独自の計算手法により、低周波において高い安定性と精度を実現できます。

人体ソルバー(イメージ) 人体ソルバー(イメージ)

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