
IMPETUS®

樹脂材料の動的試験を
異なる応力状態・ひずみ速度で実施できる
IMPETUS®は、樹脂材料の試験をペンデュラムアームの振り下ろしにより実施するため、効率的に動的試験を行えます。
試験片の治具の部分を付け替えることで、3点曲げ、圧縮、引張曲げ、パンクチャー(二軸引張)、引張りの動的試験が可能です。また、アームの振り下ろし高さを変えることで衝突速度を変えて試験が行えます。
主な試験の種類
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- 3点曲げ試験
- 樹脂材料は引張りと圧縮の力学的特性が異なります。曲げ試験により引張りと圧縮の中間的な力学特性を取得できます。
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- 引張曲げ試験
- 3点曲げ試験と引張曲げ試験により樹脂材料の静水圧依存の引張/圧縮の力学的特性を同定できます。
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- 圧縮試験
- フォーム材を対象に圧縮試験を行います。圧縮過程でひずみ速度が変化するため、あるひずみ速度下の圧縮特性を取得するのは通常は困難ですが、IMPETUS®/VALIMAT®のリバースエンジニアリングにより同定ができます。
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- パンクチャー(二軸引張)試験
- 二軸引張の応力状態で、樹脂材料の破断も試験できます。
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- 引張試験
- ハイスピードカメラによるDIC計測と組み合わせることにより、試験片に生じるひずみ値をもとに材料同定できます。
- 試験片マガジン
- 高温/低温条件の試験中の試験片の温度変化を抑えるためのマガジンです。試験片を中にセットしてマガジンごと加熱/冷却することで保温し、素早く試験片を中から取出して試験できます。
設置環境
サイズ (長さ×幅×高さ) | 1400×600×850 mm |
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電源 | タイプA 電圧 240V AC / 50 Hz から 110V AC / 60 Hz |
設置場所 | 卓上 積載荷重250kg以上 |
- ※株式会社JSOLは IMPETUS®/VALIMAT® の正規代理店です。
- ※IMPETUS®/VALIMAT® の開発元は、4a engineering社です。
- ※記載されている製品およびサービスの名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。