Bピラー下部の衝撃解析
自動車のピラー材料を樹脂に置き換える技術構築のため、Digimatを活用した事例をご紹介します。
解析のポイント
- 反力の値、破壊位置などが大幅に改善
反力の値、破壊位置などが大幅に改善
ガラス繊維を含む樹脂の射出成形シミュレーションによって、繊維配向の評価を実施しました。下図に繊維配向の様子を示します。
その後、非線形構造解析とDigimat-MS Connectorを連携させることで、繊維配向を考慮した衝撃解析を実施しました。材料特性にはひずみ速度依存の効果も含まれています。
インパクターに働く反力のグラフ、破壊位置を評価した図を示します。
Digimatを連携させることにより、従来の解析結果と比べて、反力の値、破壊位置などが大幅に改善することができました。
繊維配向を考慮した衝撃解析
