ブラケットの剛性解析
繊維強化樹脂(PBT+GF)を用いたブラケットの構造解析、設計にDigimatを適用した事例をご紹介します。
解析のポイント
- 構造解析精度向上によるプロセス設計の最適化
構造解析精度向上によるプロセス設計の最適化
設計時にDigimatを適用した事例をご紹介します。繊維強化樹脂(PBT+GF)を用いたブラケットの構造解析を行いました。
樹脂の材料物性はDigimat-MXのReverse Engineering機能を用いて推算しました。射出成形シミュレーションの結果を用いて弾塑性体の構造解析を実施しました。材料としてはGF20%と50%の2種類を検討しました。
ブラケットの剛性解析
計算結果
各材料において、構造解析結果と実験結果を比較すると、グラフに示されているとおり、それぞれ85%、120%もの傾向改善が実現されました。
特に破壊ポイントでの力の値は実験結果に良好に一致しており、Digimatがプロセス設計の最適化に役立ちました。
Digimatによるプロセス設計の最適化
