基板に構成された高周波回路の特性解析
基板上のパターンを用いて構成したフィルタ、アンテナ、回路部品の特性を予測できます。
パッチアンテナの計算例
高周波電子部品の代表的な評価指標として、Sパラメータがあります。EMCoS Studioでは、ポートを指定すると指定されたポート数に応じたSパラメータの組み合わせが自動的に算出されます。
下図は、基板上に構成されたパッチアンテナのSパラメータの計算例です。
パッチアンテナの解析モデルの外観とSパラメータの結果
ローパスフィルタの計算例
続いて、ローパスフィルタの計算例を示します。高周波では、線路に直交するかたちで挿入されたパターンがインダクタとしてはたらき、高周波信号が阻止されることがわかります。
ローパスフィルタの解析モデルの外観とSパラメータの結果
スパイラルインダクタの計算例
下記は、線路に対して並列に(グラウンドとの間に)らせん状の配線を挿入した、スパイラルインダクタの計算例です。低周波においてインダクタのほうに電流が流れるため S21 が低くなり、また 5GHz 付近で共振により信号が通らなくなる様子がわかります。
スパイラルインダクタの解析モデルの外観とSパラメータの結果
参考文献
The Finite-Element Method for Modeling Circuits and Interconnects for Electronic Packaging”Anastasis C. Polycarpou, Panayiotis A. Tirkas and Constantine A. BalanisIEEE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEORY AND TECHNIQUES, VOL. 45, NO. 10, 1997
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