以下企業様の情報を、展示にてご紹介いたします。
神戸市
スーパーコンピュータ「京」、FOCUSスパコンとあわせて利用推進活動をサポート。HPCクラスターを形成中。
公益財団法人 計算科学振興財団
スーパーコンピュータを活用した研究開発や産業利用の推進と普及啓発を行い、計算科学分野の振興と産業経済の発展に寄与する。
事業内容
感温相分離液体の予測法（Prediction method of temperature-sensitive liquid）
感温相分離液体は常温で水と混和し、加熱することで相分離する液体で、正浸透水処理駆動溶液、相分離抽出などの用途が期待されています。KRIでは構造式から感温相分離性の有無を予測する物性推算法を構築しました。この物性推算法について紹介します。
マイクロ・ナノ材料の2D/3D分析評価技術（2D/3D analysis and evaluation of micro and nano materials）
長年培った経験とノウハウにより、最適な方法を提案し、マイクロ・ナノ領域での構造分布分析を行います。また得られたデータの画像解析や数値解析により、材料特性の発現機構につながる有益なパラメーターを抽出・解析します。今回、ラマン、EPMA、TEM、X線CTによる2D/3D分析した結果から、数値解析した事例を紹介します。
以下プロダクトを、展示にてご紹介いたします。
Digimatは、複合材料のミクロ構造を反映した材料特性を予測するためのソフトウェアです。等価介在物理論をもとに、複合材料の非線形材料特性の予測を高速・高精度で行います。材料の組み合わせやミクロ構造による材料特性の変化を瞬時に計算するだけでなく、有限要素ソルバーの材料モデルとして用いることで、より高精度な製品の構造解析が可能になります。複合材料製品の材料設計、製品設計に関わる全ての方におすすめしているソフトウェアです。
Moldex3Dは最先端の樹脂流動シミュレーションソフトウエアです。解析に不可欠なゲートやランナー、冷却管など手間のかかる作業は、ウィザード機能を活用し簡単に設定でき、材料設計者にも気軽にお使いいただけます。特に、最新バージョンにはハイエンドの自動メッシュ生成機能が搭載され、さらなる高い精度と解析時間短縮を実現しました。部品や金型など全体を３次元で解析を行う高精度ソルバー、そして各種の解析結果を隅々まで3Dで判断できる高機能ポストプロセッサーが備わっています。Moldex3Dを製品の設計段階から適用いただき、製品開発期間の短縮、試作・実験のコスト削減にお役立てください。
樹脂やゴムなどに代表される高分子材料や、GFRP,CFRPなどの複合材料の内部構造を「仮定する」ではなく「現物から知る」ニーズが高まっています。CADで設計できないこうしたミクロな材料構造を、X線CTや電子顕微鏡から得られる測定画像データを用いてモデル化し、様々な内部構造統計分析を行うだけでなく、高品質なFEMデータやSTL、IGESなどのサーフェースデータに出力できるSimplewareソフトウェアをご提案します。
