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ポスター

ホットプレス型冷却シミュレーションの高速化

ホットプレス型冷却シミュレーションの高速化

ホットプレスは、高強度な部品、いわゆるハイテン材を成形する技術として広く浸透しております。弊社ではハイテン材の生産技術CAEソリューションの構築に向け様々な取り組みを行っております。今回は、LS-DYNAの流体機能であるICFDを利用した型冷却のシミュレーションの計算高速化を実現する新機能をご紹介いたします。 近年のLS-DYNAの開発により、ホットプレスに限らず、マルチフィジックス現象一般へのCAE適用が現実的なものになりつつあります。講演では一般のマルチフィジックス問題に対し流体構造連成計算を適用するための新機能もご紹介いたします。

機械接合解析技術の現状

機械接合解析技術の現状

燃費向上に大きく寄与する車体軽量化のためには異なる材料を接合する異種材接合技術が非常に重要です。その1つに機械接合が挙げられます。昨年、JSOLではSelf Piercing Rivet(SPR)とFlow Drill Screw(FDS)を対象にハイテン材とアルミの異種材接合による締結強度試験データを取得しました。本ポスターでは解析結果を実機データと比較検証することで、LS-DYNAの機械接合解析技術の現状をご紹介いたします。

リチウムイオン電池の衝突安全解析

リチウムイオン電池の衝突安全解析

自動車のEV化への加速に伴い、軽量で高効率なリチウムイオン電池の採用が広がっています。しかしながら、リチウムイオン電池は短絡により発熱すると、最終的には発火に至る可能性が指摘され、実際にそのような事故も報告されています。LS-DYNAでは、リチウムイオン電池をシンプルな回路に置き換えるモデル化と電磁界+熱+構造の連成解析により、車両衝突時の電池の変形および内部短絡と発熱をシミュレーションできます。本ポスターでは、モデル化の概要と使い方についてご紹介いたします。

JSTAMPの材料モデル・異方性降伏関数が及ぼす影響

JSTAMPの材料モデル・異方性降伏関数が及ぼす影響

軽量化の要求の高まりを受けて、アルミ板材や高張力鋼板は、難加工材にも関わらず利用範囲は年々広がっています。これら難加工材の板材成形シミュレーションで解析精度を維持するためには、材料の弾塑性変形挙動を再現する材料モデルの選択が重要なポイントになります。 弾塑性材料モデルの代表的な構成要素は、加工硬化挙動を再現するための硬化則、降伏判定と異方性の再現に用いる降伏関数です。それぞれ多様なモデルが定式化されており、現在でも盛んに研究されています。本ポスターでは、異方性降伏関数の違いが解析結果に及ぼす影響をご紹介いたします。

振動・周波数応答解析の追加最新機能

振動・周波数応答解析の追加最新機能

LS-DYNAでは、周波数応答解析や音響解析機能の強化にともない利用範囲が拡大しています。本ポスターでは、振動評価に関する次の機能をご紹介いたします。

  • 1.ERP(音響放射パワー評価)
  • 2.疲労解析追加機能
  • 3.周波数応答評価も考慮した最適化事例
  • 4.新たな減衰設定など
最適化ツールLS-OPTとLS-TaSCのご紹介

最適化ツールLS-OPTとLS-TaSCのご紹介

LS-OPTとLS-TaSCは、LSTC社が開発している、LS−DYNAとの親和性が高い最適化ツールです。近年、CAEを用いた最適設計へのニーズが高まっており、両ツールの利用も増加しています。本ポスターでは、LS-OPTにおける材料特性同定の方法やLS-TaSCによる軽量な部品形状の作成など、両ツールの使用方法についてご紹介いたします。

要素技術のご紹介

要素技術のご紹介

一般的な構造解析において、要素の選択は、適切なシミュレーション結果を得る上で重要なファクターとなっています。 LS-DYNAには、一般的なシェル要素、ソリッド要素、近年実装されたメッシュフリー、高次要素、Isogeometric Analysisなど、多岐にわたるフォーミュレーションが実装されています。要素選択の自由度が高まり、解析の可用性が広がる一方で、対象となる問題に応じた適切な要素選択が求められています。本ポスターでは、要素選択の一助として、LS-DYNAに実装されている要素の概要や特徴、そして、要素に起因する問題とその対策案についてご紹介いたします。

抵抗スポット溶接解析

抵抗スポット溶接解析

抵抗スポット溶接は、コストや所要時間等に関して他の接合方法より有利なことから多くの製品に使用されています。LS-DYNAでもR7よりEMソルバーが実装され、抵抗加熱解析が可能となりました。本ポスターでは、LS-DYNAのEMソルバーを使用したナゲット形成解析や冷却時の相変態を考慮した解析事例をご紹介いたします。

流体解析機能の使い分けと使い方

流体解析機能の使い分けと使い方

LS-DYNAは以前よりALEやSPHによる流体解析と構造解析との連成解析に対応しておりました。更に近年では、非圧縮性流体解析(ICFD)や離散粒子法(DEM)の実装が進み、流体-構造連成解析の適用範囲が広がっております。しかし、流体解析手法の選択肢が増えたことから、シミュレーションしたい物理現象や評価指標・目的に対し、どの手法を用いれば良いのか、判断に迷うケースも増えてきました。本ポスターではいくつかの物理現象を対象に、複数の流体解析手法の結果を比較しながら、適切な解析手法の選択と設定を行うためのノウハウをご紹介いたします。

破壊・き裂進展挙動のモデル化手法

破壊・き裂進展挙動のモデル化手法

き裂進展を代表とする、破壊に伴う部材の変形特性や荷重伝達経路の変化の表現に、最も簡単な「要素の削除」が広く利用されてきました。しかし、近年、破壊の発生から進展量や進展方向をより定量的に評価することを目的とした、さまざまな理論の構築が行われています。LS-DYNAもこの動きに追随し、XFEM(eXtended Finite Element Method)、SPG(Smoothed Particle Galarkin)、Peridynamicsといった解析手法の実装が進められています。一方で、解析手法が増えたことにともない、材料特性・形状を考慮した解析手法やクライテリアの選択が重要になってきました。本ポスターでは、破壊・き裂進展の解析手法の実装状況や適用事例を紹介し、適切な手法の選択指針をご提案いたします。

接着剤モデル化手法のご紹介

接着剤モデル化手法のご紹介

自動車の車体軽量化の要求が高まる中、近年ではアルミや樹脂といった鉄以外の材料の適用が進んでいます。これらの異種材を接合するために接着剤の使用が増加してきました。本ポスターでは、接着剤の破断の表現を可能にする材料モデルや接触タイプを解説します。また、あわせて解析事例についてもご紹介いたします。

EMC Studioによる自動車の電磁ノイズ対策・アンテナ設計事例のご紹介

EMC Studioによる自動車の電磁ノイズ対策・アンテナ設計事例のご紹介

自動車のエレクトロニクス部品の増加にともない、電装品・ケーブル・アンテナが互いに電気的な悪影響を及ぼし合うことで発生する誤動作(EMC問題)のリスクが高まっています。 本ポスターでは、電磁界解析ソフトウェア EMC Studio を用いた、車載電子システムの電磁ノイズ・アンテナ障害の予測・対策の実例をご紹介いたします。また、近年注目されるトピックスである、強電磁界にさらされた人体の安全性(ICNIRP適合性)の解析事例もご紹介いたします。

DIFFCRASHを用いたロバスト設計

DIFFCRASHを用いたロバスト設計

近年の自動車開発においては、高い衝突安全性能や操縦性能と共にコストや燃費の観点から軽量化が求められており、開発の現場では、それらの要件を全て満たすべく高い次元でバランスの取れた設計が求められます。そのため、生産工程(材料、成型、組立)や使用環境におけるばらつきが製品性能に及ぼす影響を最小化する「ロバスト設計」の重要性が高まっています。ドイツSIDACT社のDIFFCRASH?はLS-DYNAから得られたアニメーション結果に対して統計手法を用いることにより、複数のシミュレーション結果からばらつきの起点となる「構造の弱点」を炙り出すことが可能なソフトウェアです。本ポスターでは、自動車衝突安全解析を題材としてDIFFCRASHを用いたロバスト設計手法ご紹介いたします。

樹脂複合材の解析ソリューション

樹脂複合材の解析ソリューション

JSOLでは、樹脂モールド成形挙動とFRPの力学挙動の両面から、樹脂複合材分野における解析技術の開発に日々努めております。本ポスターでは、開発ポートフォリオとこれまでの開発実績の一部、特にLS-DYNAを用いた解析技術例をご紹介いたします。

LS-DYNA & JSTAMPフォーラム 2017
参加お申し込み受付を終了いたしました

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