課題解決事例

バッテリーの安全性評価

背景

自動車を開発するうえで、衝突安全性能は重要な評価指標のひとつとなっています。バッテリーを搭載したEV/HEVでも、既存の自動車と同等の安全性能が求められます。一方で、携帯電話やパソコンなどで使われているバッテリーで発火事故が相次ぐなど、バッテリー自体の安全性の向上は喫緊の重要な課題です。バッテリーの安全性を評価するためには、発火に直結する内部短絡や外部短絡といった電磁気学、熱力学、化学反応などさまざまな物理過程を含む現象の理解が必要不可欠です。

課題

課題のポイント
  • 自動車を開発するうえで、安全性能は重要な評価指標
  • EV/HEVにおいて、バッテリーの安全性は重要な課題
  • バッテリーの安全性には、構造変形、電流、発熱といったマルチフィジックスの考慮が必要

バッテリー安全性のマルチフィジックス現象

将来的にEV/HEV用バッテリーの生産拡大が見込まれる中、性能や安全性に関連した規格や法規制が整いつつあります。

たとえば、バッテリーが外部からの力によって変形すると、内部短絡が発生し、電流が流れる可能性があります。これにより発熱が生じ、さらに熱による変形も引き起こされます。
このように、バッテリーの安全性を正しく評価するためには、力学・電気・熱といった複数の物理現象(マルチフィジックス)を複合的に理解することが不可欠です。

トップへ戻る