衝撃・構造解析ソフトウェア Ansys LS-DYNA

非線形解析の決定版
Ansys LS-DYNAで切り開く非線形の世界

高度非線形解析で広範囲に適用

AnsysLS-DYNA画像

Ansys LS-DYNAは、自動車衝突、金属成形、ゴムやプラスチックの大変形、さらには複合材料の破壊挙動まで、極めて高度な非線形現象を安定的かつ高精度に解析できるソルバーです。構造、流体、熱、衝撃といった解析をひとつのモデルで統合的に行えるため、設計変更時のモデル修正負担を大幅に削減できます。さらにMulti-Physics解析機能により、強度と熱対策など複合領域問題を同時に扱うことが可能で、より実現象に近い設計検討を支援します。大規模モデルを効率的に解くためのSMPやMPPによる並列計算機能も備え、開発現場での短時間解析を実現。大型建造物からミクロな材料挙動まで幅広いスケールに対応でき、研究から生産現場まで多様な産業分野で活用されています。そのため、未知の現象の解明や実用的な工程設計において、信頼性の高いシミュレーション基盤を提供します。

一体型コードと多彩機能で効率化

Ansys LS-DYNAのもう一つの強みは、多彩な機能を単一のコードに集約している点にあります。構造解析や衝撃解析、固有値解析などを別々のソフトに依存せず、同一プラットフォーム上で完結できるため、導入コストや運用負担を大幅に低減可能です。共通の処理ルーチンを活用することで開発効率も高く、ユーザーは安定した最新機能を迅速に利用できます。また、応力初期化やリスタート計算を用いたMulti-Stage解析により、加工硬化や板厚変化を考慮した強度予測が可能となり、実際の工程を反映した信頼性の高い解析が実現します。さらに、200種類以上の材料モデル、陽解法・陰解法の柔軟な選択、多彩な要素タイプを備えており、複雑な変形モードも精度高く再現可能です。これにより、自動車、航空機、建築、医療機器など多岐にわたる産業分野で、設計から生産技術まで一貫して利用できる強力な解析環境を提供します。

開発元

■主な機能・サービス

高度な非線形現象を精度よく、高速かつ安定的に。最先端の機能を提供

衝突解析機能

自動車の衝突解析に適用する高速変形に対応した材料モデル、材料要素、破断モデル化、接触機能、さらに法規に対応したFEモデルなど、高度なシミュレーションを高速・高精度に実施する機能を備えています。
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金属材料

鉄やアルミなどの金属材料に用いられるVon Misesをはじめ、Barlat、Hill、Yoshida-Uemoriなどの塑性加工用の材料モデルがあります。また、ひずみ速度依存の考慮(点列もしくはCowper Symonds式)、点列やSwift式による後続降伏曲面のモデル化が選択できます。
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有限要素法(FEM)

もっとも基本的な空間離散化手法で、構造解析をはじめ、流体、熱伝達など、多くの物理現象を解析するのに用いられます。ソリッド要素、シェル要素、ビーム要素などのほかに、トラス要素、離散要素(バネ、ダンパーなど)、スポット溶接要素、平面ひずみ/平面応力、軸対称要素などがあります。
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主なオプション・サービス

Ansys LS-DYNAを有効活用するための3つのツール

※詳細はお問い合わせください

Ansys LS-PrePost
Ansys LS-DYNA 専用プリポストプロセッサー
Ansys LS-TaSC
Ansys LS-DYNA 構造最適化ツール

関連サービスをより使いやすく

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