設計者向け汎用構造解析ソフトウェア Ansys Mechanical

優れたユーザビリティと高い信頼性でデザイン検討を加速する構造解析ソフトウェア

直感的操作とCAD連携による効率化

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Ansys Discoveryは、設計者自身が解析を行えるように配慮された直感的なユーザーインターフェースと、CADとの高い親和性を備えた構造解析ソフトウェアです。解析条件の付与はBODYや面、エッジ、点といったCADエンティティに直接設定できるため、設計データとの一貫性が保たれ、再メッシュや形状変更が生じても条件が引き継がれる仕組みになっています。これにより、従来のCAEにおける面倒な再設定作業や手戻りを大幅に削減でき、設計から解析までをスムーズに進められます。また、Discovery Modelingを利用することで解析用の形状作成や編集も容易になり、幅広いCADフォーマットに対応可能です。設計変更が頻繁に発生する開発現場において、スピーディかつ効率的な試作レス設計を支援する強力なツールです。

CAE非専任者でも使いこなせる設計環境

CAEは高度な知識や複雑な操作が必要とされ、専任者以外には活用が難しい領域とされてきました。Ansys Discoveryは、その壁を取り払い、設計者や実験担当者といったCAE非専任者でも扱えるツールとして設計されています。直感的な操作性に加え、物理現象に関する基本的な理解さえあれば、短時間で解析が行えるため、専門的な教育を受けていないユーザーでも成果を得ることが可能です。さらに、ガイダンスやヘルプ機能が充実しており、組織内におけるCAE人財の早期育成を強力に支援します。加えて、標準搭載された豊富なCADインターフェイスにより、スタンダードCADからハイエンドCAD、さらには中間フォーマットまで幅広く対応可能です。追加コストなしでCATIAやNXファイルも取り扱えるため、異なる取引先やグループ企業間でのデータやり取りもスムーズに行えます。これにより、CAEの活用範囲が設計現場全体へと広がり、DX推進や設計革新の基盤を築くことができます。

開発元

■機能・サービス

多様なユーザーの要求を満たす構造解析の統合プラットフォーム

熱伝導解析

基本となる温度、熱流束、熱伝達、発熱といった境界条件設定や定常・非定常解析に対応しているのはもちろん、熱放射も考慮できます。接触を介して物体間の熱移動や接触面での熱抵抗も設定できます。熱伝導解析で求めた温度分布や温度履歴を構造側に渡して熱応力解析も実施できます。
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周波数応答、過渡応答

周波数応答解析や過渡応答解析などの動的構造解析ができます。周波数応答解析機能では、調和荷重に対する構造物の定常応答、過渡応答解析機能では、時間依存の荷重に対する構造物の応答が解析可能です。直接法とモード合成法をサポートしています。
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マルチフィジックス

Ansys Mechanical の大きな特徴の1つに複合物理場を扱う連成機能が挙げられます。スポット溶接をモデル化する電気-熱-構造連成や圧電機能による圧電素子のモデル化や音響-構造連成に対応する他、塑性発熱や摩擦発熱といった熱構造強連成も可能です。
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