樹脂・複合材に適した卓上型の動的試験機 IMPETUS®

樹脂材料の衝突解析で必要な材料特性試験データの取得を効率化する

自社で効率的に動的試験を実施できる

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IMPETUS®は、樹脂や複合材の動的特性を自社内で効率的に評価できる卓上型試験機です。ペンデュラムアームの振り下ろし方式を採用し、治具や振り上げ高さを調整することで多様な応力状態やひずみ速度の試験が可能です。従来の外部委託試験に比べて、短いリードタイムと低コストで必要なデータを取得できるため、開発サイクルの迅速化とコスト削減に大きく貢献します。さらに、コンパクト設計で省スペースに設置できるため、樹脂や繊維強化樹脂、フォーム材など幅広い材料の試験を研究室レベルで手軽に行えるのも特長です。

材料パラメータ同定ソフトウェアVALIMAT®との連携で解析精度を高め、工数を削減する

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IMPETUS®は、材料パラメーター同定ソフトウェアVALIMAT®と連携することで、試験データから衝突解析用の材料カードを効率的に作成できます。CAEにおける樹脂材料の解析精度を高めるには、適切な材料パラメーター設定が不可欠ですが、その作業には膨大な労力とノウハウが求められます。IMPETUS®とVALIMAT®を組み合わせることで、試験から材料カード作成までをシームレスに行うことができ、精度の高いCAEモデルを迅速に構築できます。高度な破断モデルや複雑な材料挙動を反映した解析にも対応しており、開発の信頼性向上と効率化を同時に実現します。

■機能・サービス

3点曲げ、圧縮、引張曲げ、パンクチャーなど様々な動的試験に対応

3点曲げ試験

樹脂材料は引張と圧縮の変形特性が異なります。曲げ試験から、1軸引張と1軸圧縮の中間的な変形特性を取得可能です。
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引張曲げ試験

3点曲げ試験と引張曲げ試験から、樹脂材料の静水圧依存の引張/圧縮で非対称な変形特性の同定が可能です。
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圧縮試験

フォーム材を対象に圧縮試験を行います。圧縮過程でひずみ速度が変化するため、通常は特定のひずみ速度下における圧縮特性の取得は困難ですが、IMPETUS®/VALIMAT®のリバースエンジニアリングでは同定が可能です。
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