IMPETUS®の優れた機能・サービス"
IMPETUS®は、試験片の治具の部分を付け替えることで、3点曲げ、圧縮、引張曲げ、パンクチャー(2軸引張)、動的引張試験を実施できます。また、アーム振り下ろし高さを変えることで衝突速度を変更した試験も可能です。 これらの機能により、等方性樹脂材料、繊維強化樹脂材料、フォーム材などの変形・破断特性取得のために必要となる動的材料試験を自社内でより効率的に実施できます。 また、常温試験だけでなく、試験片マガジンを利用することで高温もしくは低温の試験も簡易的に実施が可能です。
機能のポイント
- 1台でさまざまな動的試験が可能
- 試験条件(衝突速度・温度)を自由に調整できる!
- ハイスピードカメラ×DIC計測による精密なデータ取得
主な機能
3点曲げ試験
樹脂材料は引張と圧縮の変形特性が異なります。曲げ試験から、1軸引張と1軸圧縮の中間的な変形特性を取得可能です。

引張曲げ試験
3点曲げ試験と引張曲げ試験から、樹脂材料の静水圧依存の引張/圧縮で非対称な変形特性の同定が可能です。

圧縮試験
フォーム材を対象に圧縮試験を行います。圧縮過程でひずみ速度が変化するため、通常は特定のひずみ速度下における圧縮特性の取得は困難ですが、IMPETUS®/VALIMAT®のリバースエンジニアリングでは同定が可能です。

パンクチャー(2軸引張)試験
2軸引張の応力状態で、樹脂材料の破断試験が可能です。

引張試験
ハイスピードカメラによるDIC計測と組み合わせることで得られる試験片に生じるひずみを基に材料同定が可能です。

試験片マガジン
高温/低温条件において、試験中の試験片温度変化を抑えるためのマガジンです。試験片を中にセットしてマガジンごと加熱/冷却することで保温し、素早く試験片を中から取り出して試験が可能です。

