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第9回 JSTAMP/LS-DYNA 塑性加工セミナー
〜 ハイテン・アルミニウム板材の最前線 〜

最新の成形シミュレーションに関する技術情報をお届けする、JSTAMP/LS-DYNA 塑性加工セミナーもお陰様で9回目を迎えることができました。今回は「ハイテン・アルミニウム板材の最前線」をテーマに開催いたします。

ご存知のようにプレス加工部品の軽量化や高強度化を狙い、ハイテンやアルミニウムが用いられる割合は年々増加しております。一方でそれらの材料は難成形材としても知られており、その成形性検討のため成形シミュレーションが大いに活用されております。そこで本セミナーでは、この分野の第一人者である京都大学の浜孝之様、株式会社UACJの野口修様、新日鐵住金株式会社の米村繁様をお招きいたしました。それぞれアカデミック、材料メーカーの研究技術者の立場より、基礎から最新トピックスまで技術動向を皆様にご紹介いただきます。当日はCAEの範囲に留まらず、塑性加工的な内容まで含めてご講演頂く予定です。

また塑性加工セミナーは、ご講演いただいた先生方と、ご参加いただいた皆様が、CAEをベースに課題解決に向けてのささやかな出会いの場でもありたいと考えております。フリーディスカッションおよび懇親の場も設けておりますので、ご活用頂ければと思います。材料試験はどうやって進めたらよいのか、あるいはJSOLで取りまとめてくれないのか、というような具体的なお話もさせていただければと思います。今後のさらなるCAEの有効利用のため、本セミナーをご活用下さい。

皆様からのお申し込みを心よりお待ち申し上げます。

開催レポート

お申し込み受付は終了しました。

開催概要

セミナー名称 第9回 JSTAMP/LS-DYNA 塑性加工セミナー
〜 ハイテン・アルミニウム板材の最前線 〜
開催日時 2018年3月9日(金)13:15〜(受付開始 12:45〜)
開催場所 JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス
愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 KITTE 名古屋 3階 [map]
参加費用 無料
定員 100名
主催 株式会社JSOL

プログラム

13:15−13:25 開会の挨拶
13:25−14:25
金属材料の塑性変形挙動とそのモデル化:高精度な塑性加工シミュレーションに向けて
京都大学 大学院エネルギー科学研究科 准教授 浜 孝之 様
有限要素法解析により金属材料の塑性加工プロセスを高精度に予測するためには、被加工材の持つ塑性変形特性をシミュレーション上で的確に考慮することが不可欠です。本講演ではまず、加工硬化挙動や降伏関数、r値、バウシンガー効果などをキーワードとして、金属材料における塑性変形特性の基礎について概説します。続いて、これらの特性がどのようにモデル化され、シミュレーションで活かされているかについて説明します。また、これらの特性は何故材料ごとで異なるのかという問いを出発点として、最近注目を集めている結晶塑性解析についても解析事例を紹介します。
14:25−15:25
アルミニウム合金板の成形加工特性
株式会社UACJ 技術開発研究所 第六研究室自動車材料開発室 野口 修 様
自動車を中心に軽量化材料としてのアルミニウムの需要が増加しています。アルミニウム合金板材のプレス成形は難しく、軟鋼板に比べ割れ、しわ、形状不良などが起こりやすいとされています。成形シミュレーションも難しいと言われることが多く、プレス成形加工の面からは課題の多い材料です。本講演ではアルミニウム板材に関する基本的な説明を行い、アルミニウム合金板材の成形加工関する特徴、模擬型で自動車部品への適用を検討した事例などを紹介します。その上で、アルミニウム板材の成形シミュレーションを行う場合に必要な知見、注意すべき点などを軟鋼板と比較しながら説明します。
15:25−15:40 休憩
15:40−16:40
自動車用高強度鋼板と利用技術
新日鐵住金株式会社 技術開発本部 鉄鋼研究所 利用技術研究部 米村 繁 様
衝突安全とCO2排出削減を両立するために、より高強度の鋼板が車体構造に多用されつつある。高強度鋼板の適用は、すでに、ホットスタンプによる引張強さ1.5GPa近い超高強度鋼板を筆頭に、従来の冷間プレスを前提としても1180MPa級の鋼板にまで進展しつつある。プレス加工では、鋼板の強度上昇とともにスプリングバックやしわが増加し、部品の寸法精度の確保が困難となる。また、鋼板の強度上昇にともなう延性の低下はプレス加工時の破断の危険性を高める。このような課題に対する材料側からのアプローチとして、高延性型や高曲げ型の高強度鋼板が開発され実用化されている。そこで本報告では、これら各種高強度鋼板について概説した後、これら高強度鋼板を使いこなすために必要となる利用技術について紹介する。
16:40−16:50 閉会の挨拶
16:50−18:50
懇親会
ご講演いただきました先生方との意見交換や、JSTAMPユーザー様同士の交流の場として軽食やビール、ワイン等をご用意しております。また当社へのご意見もいただきたく、お気軽にご参加ください。

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本件に関するお問い合わせ

株式会社JSOL エンジニアリング事業部
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