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測定データを活かした有限要素解析
~ 現物モデルの有用性とCOMSOL Multiphysics活用事例 ~

製造プロセスや材料に起因してCADとおりに製品が完成しないことから現物を測定して製品開発にフィードバックする必要性や、CADで設計できない複合材料・生体モデルなどの複雑な形状を使ってシミュレーションを実施したいというニーズが増えています。近年、X線CT装置や3Dスキャナなどの装置が普及し、測定データから現物モデルを作成することが身近になってきました。

内部構造・積層構成などにおいて不均質性や異方性が大きい材料の構造強度や損傷などを知ることは重要であり、数値シミュレーションを実施することは有益であると言えます。また医工連携分野でも人体モデルを活かした様々な研究が続けられており、人体モデルとCADデータを用いたシミュレーションの必要性も高まっています。

本セミナーでは、有限要素解析に長年携わっておられます慶応義塾大学教授 高野直樹先生に「3D積層造形品の造形不良の計測・イメージベースFEAと造形前の確率的FEA」と題して測定データの有益な解析活用事例をご紹介いただき、その後JSOLから現物モデリングを可能にするSimplewareソフトウェアをご紹介いたします。そしてCOMSOL Multiphysicsを活用して様々なフィジックス分野の問題解決に取り組んでおられる計測エンジニアリングシステム株式会社の米博士に「メッシュデータを活用したマルチフィジックス解析の実際」と題してSimplewareで生成されたメッシュデータを利用したマルチフィジックス解析を行う一連の手順を解説いただきます。

X線CTやFIB-SEMなどのスライス画像データや3Dスキャナによる測定点群データをCAEに活用したい、COMSOL Multiphysicsで現物モデルを用いて有限要素解析をご予定されている方々に是非ご参加いただきたく、ご案内いたします。

お申し込み受付は終了しました。

開催概要

セミナー名称 測定データを活かした有限要素解析
~ 現物モデルの有用性とCOMSOL Multiphysics活用事例 ~
東京会場
※受付終了

2019年12月16日(月)13:30〜(受付開始 13:00〜)

株式会社JSOL 晴海トリトンオフィス セミナールーム [map]

定員:40名

対象者
  • JSOLのユーザー様
  • X線CTやFIB-SEMなどのスライス画像データをCAEに活用したい方
  • 3Dスキャナによる測定点群データをCAEに活用したい方
  • COMSOL Multiphysicsで現物モデルを用いて有限要素解析をご予定されている方
参加費用 無料(事前申し込み制)
主催 株式会社JSOL

プログラム

13:35−14:35
3D積層造形品の造形不良の統計的計測・イメージベースFEAと造形前の確率的FEA
慶應義塾大学 理工学部機械工学科 教授 高野 直樹 様
金属粉末の選択的レーザ焼結(SLMあるいはPBF)方式の3D積層造形(Additive Manufacturing)への期待は高い。しかし、物性値のばらつきに加え、CADの寸法通りに造形するにはプロセスパラメータの高度な調整が必要であるという課題もある。後者の幾何的な造形不良に関し、マイクロCT画像を用いて統計的に計測し、イメージベース有限要素解析(FEA)を行うことにより、造形品の性能評価が可能となる。さらに一歩進めて、品質保証のため、造形前のバーチャルテストとしてFEAを活用するには、性能のばらつきを予測可能な確率的シミュレーション法が有効と考えられる。Simplewareを用いた統計的計測、COMSOLを用いた弾塑性FEAを含む表題の研究の現状と展望を述べる。
14:45−15:15
現物モデリング支援ツールSimplewareのご紹介
株式会社JSOL 宮崎 美季
X線CTやMRI、FIB-SEMなどのスライス画像を用いて3Dモデルを構築することにより、内部構造統計分析や有限要素解析によるシミュレーションに応用することが可能です。現物から得られる情報をフルに活用し、その形状を使って様々なアプローチを行い設計・研究・開発に役立てることができます。本講演では測定データの有効利用や解析への応用事例をご紹介いたします。
15:15−16:15
メッシュデータを活用したマルチフィジックス解析の実際
計測エンジニアリングシステム株式会社 米 大海 様
近年生体組織や自然材料、複雑材料を対象とした数値計算が注目されており、CADでは表現できない形状データの取り扱いが必要になってきている。そのような分野では、採取した複雑形状データをSimplewareを経由してメッシュデータに変換し、解析ソフトなどに読み込むことが行われている。
本講演ではSimplewareで生成されたメッシュデータを利用して、COMSOL Multiphysicsによってマルチフィジックス解析を行う一連の手順を解説する。
16:30−17:30
個別相談会
※ 上記講演内容は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承お願いします。

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株式会社JSOL エンジニアリング事業本部
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