Simpleware SoftwareとAnsys LS-DYNAの連携による強度解析 - 腕神経叢モデル
本事例は山口大学大学院医学系研究科整形外科学、山口大学大学院創成科学研究科機械工学科で交通事故やコンタクトスポーツ、転落など高エネルギー外傷で生じる腕神経叢損傷に対して、臨床的に報告されている腕神経損傷の受傷機序解析を3D‐FEMモデルで実施し、腕神経叢モデルの有用性を検討した事例です。
解析・利用例のポイント
- Simplewareの3Dモデルで腕神経叢損傷の原因を解析
Simplewareの3Dモデルで腕神経叢損傷の原因を解析
本研究では、交通事故やスポーツ外傷などによる腕神経叢損傷の受傷機序を解析するため、CT・MRIデータを用いた3D-FEMモデルを作成し、その有用性を検討しました。Simplewareを用いて頸椎、肋骨、鎖骨、肩甲骨などの骨構造と腕神経叢モデルを構築し、Ansys LS-DYNAで動作解析を実施。頸部の後屈・側屈・回旋、上腕の外転動作を再現し、各動作での腕神経叢へのひずみ分布を確認しました。解析の結果、頸椎の屈曲・側屈では上部神経、上腕の外転では下部神経にひずみが集中し、臨床報告と一致する傾向が見られました。この結果から、本モデルは腕神経叢損傷の病態解析に有用であり、さらなる研究への応用が期待されます。本事例の詳細をご希望の方は関連資料の事例詳細よりお申し込みください。
Simplewareで作成した上肢モデル
参考文献
- Mihara A, Kanchiku T, Nishida N, Tagawa H, Ohgi J, Suzuki H, Imajo Y, Funaba M, Nakashima D, Chen X, Taguchi T.
Biomechanical analysis of brachial plexus injury: Availability of three-dimensional finite element model of the brachial plexus.
EXPERIMENTAL AND THERAPEUTIC MEDICINE 15: 1989-1993, 2018.
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