課題解決事例

量産組み立て品の寸法精度予測が実現するフロントローディング

解決

解決のポイント
  • 高速・高効率な溶接変形シミュレーション
  • 量産ばらつきを踏まえたCp値・中央値の可視化
  • 図面評価から対策検討までを設計段階で実施

高速・高効率な溶接変形シミュレーション

溶接工程を設計初期から検討するには、多数のばらつきケースを短時間で評価できる解析環境が欠かせません。しかし従来の熱弾塑性解析は設定が複雑で時間もかかり、設計変更のたびに評価することが現実的ではありません。
溶接シミュレーションソフトウェア「JWELD」は溶接に特化したGUIを備え、CADやメッシュに対する直感的な条件設定が行える専用ソフトです。固有ひずみ法を採用することで、従来解析より大幅に短い時間で結果が得られ、多数ケースのばらつき評価を現実的な時間で実行できます。これにより、溶接変形を設計段階から織り込むための“高速な検討サイクル”を実現します。

JWELDのスポット溶接組み立てシミュレーション
JWELDのスポット溶接組み立てシミュレーション

量産ばらつきを踏まえたCp値・中央値の可視化

量産を前提とした溶接工程の検討には、単品精度だけではなく“ばらつき”を含んだ評価が不可欠です。しかし従来の名目値ベースの解析では、量産時に発生する寸法変動や不具合リスクを事前に把握することが困難でした。
JWELDでは、公差内の寸法ばらつきを生成し、多数の組み立てシミュレーションを連続実行することで、溶接後の寸法変化やばらつきを統計的に評価できます。これにより、量産品としての寸法精度指標である中央値やCp値を可視化し、設計初期段階で量産品質を“先読み”することが可能になります。

多数の組み立てシミュレーションの統計分析
多数の組み立てシミュレーションの統計分析

図面評価から対策検討までを設計段階で実施

量産ばらつきを踏まえた統計評価を行っても、それを設計や工程にどう反映させるかが明確でなければ、品質作り込みにはつながりません。従来は、問題が量産立ち上げ後に顕在化してから対策を検討することが多く、設計段階での改善余地を十分に活かしきれていませんでした。
JWELDでは、可視化された中央値やCp値をもとに、寸法精度の問題が見込まれる箇所や、影響要因となる部位を設計段階で分析できます。
これにより、部品剛性を高める設計変更、治具のシム調整による位置補正、溶接後変形を見込んだ形状の事前見込み設定など、具体的な対策を設計段階で検討可能になります。量産立ち上げ後の手直しを前提としない、精度作り込み型の開発プロセスへと転換できます。

量産ばらつきの課題特定・分析・対策評価
量産ばらつきの課題特定・分析・対策評価

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