課題解決事例

組み立て精度を事前予測し、公差緩和の可能性を探る— 単品ばらつきを織り込んだ組み立て品質予測

解決

解決のポイント
  • 組み立てばらつきのCp値分布と要因を可視化
  • 公差変更による影響を比較し、公差緩和の可能性を判断
  • 適切な公差緩和案を検討し、工程負荷の低減につなげる

組み立てばらつきのCp値分布と要因を可視化

JWELD CpAnalyzerは、組み立て品のばらつきを統計的に解析し、ばらつき量(Cp値)と、その要因となる部位の関係を可視化 します。
• ばらつきが大きい箇所は大きな球で表示
• そのばらつきに寄与する部位を線で表示
• 現状の公差基準で問題があるかどうかを色で判定
これにより、従来は見えなかった「どこが問題で、何が原因か」を直感的に把握できます。

図2 JWELD CpAnalyzerによる ばらつき分布を統計解析した結果
図2 JWELD CpAnalyzerによる ばらつき分布を統計解析した結果

公差緩和案#1 — 公差を2倍にした場合の影響

公差を2倍に緩めた場合、ばらつき量が増加し、納品基準を超える箇所が発生することが確認できます。また、ばらつき要因が複雑に絡み合い、対策が困難な状態であることも視覚的に把握できます。

図3 公差を緩めた場合のばらつき分布
図3 公差を緩めた場合のばらつき分布

公差緩和案#2 — 公差1.5倍での成立性

公差を1.5倍に緩めた場合、ばらつきは増加するものの、納品基準内に収まることが確認できます。つまり、現状より公差を緩めても組み立て品質は維持できるという判断が可能になります。
これは、プレス単品の寸法基準を緩和しつつ、後工程の組み立て品質を確保できることを示しています。

図4 公差を適切に緩めた場合のばらつき分布
図4 公差を適切に緩めた場合のばらつき分布

単品のばらつきを織り込んだ組み立て精度の先読みができれば、公差設定や設計変更の判断を、根拠をもって進めることができます。JWELDは、こうした検討を受注段階・工程設計段階で実施するための強力なツールです。
自社製品での適用可能性や、具体的な検討方法など、ぜひお気軽にご相談ください。

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