CalSysSmartの機能
CalSysSmartは、各種材料実験結果の分析やパラメータ同定を行い、材料挙動を反映できるモデルを適切に選定できる解析用材料モデルデータを作成します。
ほぼ自動で材料パラメーターを同定できるため、ビギナーの方も簡単にご使用いただけます。一方で、実験データの取捨選択を含めた多様な分析など高度な機能も備えており、エキスパートの方にまで幅広く活用いただけるソフトウェアです。
機能・サービスのポイント
- ビギナーからエキスパートエンジニアまで幅広く活用できる
主な機能
各種降伏関数パラメータ同定と 誤差表示
von Mises、Hill 1948/1990、Logan-Hosford、Barlat(YLD) 1989、1991、2000-2D、2004、吉田6次の9種類の降伏関数に対応しています。複数の実験結果からパラメータを同定し、実験値との誤差などを比較検討できます。
各種硬化則に対応
Swift、Voce、Hockett-Sherby、Modified Voce、Modified Hockett-Sherby、Swift+Voce、Swift+Hockett-Sherby、Modified Swift+Voce、Modified Swift+Hockett-Sherbyの9種類の硬化則に対応しています。マスキング機能の利用により、ばらつきのある実験データの処理もスムーズです。
降伏曲面の3次元表示
3次元表示での、法線方向表示など可視化できます。
材料DB搭載
鋼板6種、アルミニウム合金板材15種の材料データがデータベースに登録されています
試験データ処理機能
試験レビュー、異常値分類などをグラフを見ながらデータ処理できます。
誤差値表示機能
材料パラメータ同定後、各材料モデルと実験値との、加工硬化、降伏応力、r値などの誤差を表示します。
