JSTAMP/EZの機能
JSTAMP/EZは、簡単な解析設定と高速計算を特徴とした、成形性評価からスプリングバックまで予測評価できる、ミッドレンジ・プレス成形シミュレーションシステムです。
機能のポイント
- わずかなGUI操作で、解析モデルのセットアップ・解析実行・レポート作成を自動実行
- われ・しわ評価を短時間でできる速度重視の設定
- 解析レポートには、板厚減少率と成形限界線図の画像がプレス方向と斜め方向から表示
主な機能
JSTAMP/EZのユーザーインターフェイスに「CADデータ/荷重とクッションストローク/材料」を入力すると、「メッシュ作成/オフセット/モデルの位置合わせ」などがすべて自動で行われ、すぐに解析を開始します。
解析精度は維持しつつ解析時間を短縮する設定となっているため短時間で解析が終了し、解析レポートが自動で作成されます。
解析レポートを参考に金型に対策を織り込み、その効果を即座に確かめることができるため、金型設計のリードタイム短縮とコスト削減を実現できます。
ユーザーインターフェース
わずかなGUI操作で、解析モデルのセットアップ・解析実行・レポート作成を自動実行できるインターフェースを採用しています。
CAEが初めての方にも、容易にご利用いただけます。
CAEが初めての方にも、容易にご利用いただけます。

高速解析と精度解析
われ・しわ評価を短時間でできる速度重視の設定と、JSTAMP/NVと同等の精度重視の設定を簡単に切り替えることができます。
設計初期は速度重視、後半はスプリングバックを精度よく予測、といったような使い分けができます。
設計初期は速度重視、後半はスプリングバックを精度よく予測、といったような使い分けができます。

多工程解析
絞り、トリム、フランジ曲げ、スプリングバックといった多工程の解析も可能で、後工程の成形性評価にもお使いいただけます。

解析レポート
レポートには、板厚減少率と成形限界線図の画像がプレス方向と斜め方向から表示されるため、われ・しわの発生個所を容易に把握できます。
この他にも、スプリングバック評価、成形圧グラフ、下型とのなじみ評価など、豊富な評価機能を搭載しています。
この他にも、スプリングバック評価、成形圧グラフ、下型とのなじみ評価など、豊富な評価機能を搭載しています。

軽量アニメーションファイル
われ・しわの発生個所や金型との当たり方など、パネルの成形途中の状況をアニメーションで確認できます。
ファイルサイズは軽量で、解析結果の共有に最適です。
ファイルサイズは軽量で、解析結果の共有に最適です。

JSTAMP/NVとの連携
JSTAMP/EZの解析データはJSTAMP/NVで読み込むことができます。
初期検討をEZで行い、金型見込みや金型たわみなどのより詳細な解析をNVで実施することも可能です。
初期検討をEZで行い、金型見込みや金型たわみなどのより詳細な解析をNVで実施することも可能です。

