ハット部材3点曲げ(天板側を圧縮)
解析のポイント
- 応力FLD、張力曲げ、表層ひずみを同時に評価
自動車の部材として使われる箱形断面部材が大きく曲げられた場合、その部材の破断は引張応力下での曲げに起因することが多く見られます。
本事例は、NSafe®-MATで、応力FLD、張力曲げ、表層ひずみ、3つの破断判定を同時に考慮し、応力FLDだけでは破断の判定ができないような屈曲部の破断を精度よく予測したものです。
基本情報
◆試験体
材料:1180MPa級材
板厚:1.2mm
スポット溶接:
・ナゲット径5√t
・スポット間ピッチ30mm
◆試験条件
支点間距離:650mm
落錘形状、重量:R50、300kg
落錘速度:4.4m/s
◆解析条件
入力ファイル編集:NSafe®-MAT Pre
実行モジュール:NSafe®-MAT
屈曲部での材料破断を予測
張力曲げで破断を検出
実験結果
解析結果
