VALIMAT®の優れた機能・サービス
VALIMAT®は、材料試験の情報をインポートし、リバースエンジニアリングにより材料パラメーターを同定するソフトウェアです。
試験片サイズや荷重条件、指定した要素タイプやメッシュサイズから自動的にFEモデルを生成して試験を模擬した解析を行い、最適化計算により試験に精度良く合う材料パラメーターをフィッティングできます。
また、パラメーター同定を自動で行うオートフィット機能を備えており、半自動的に材料パラメーターを作成できます。
これらの機能により、衝突解析の複雑な材料パラメーター同定が容易に実行できます。
機能のポイント
- 試験データをもとに材料の特性を高精度に計算
- 材料パラメーターの自動フィッティングで効率化
- データ管理・レポート作成も簡単に
主な機能
試験の評価
各試験結果からヤング率や最大荷重/変位、曲げ理論により最大応力/ひずみ等を簡易的に評価できます。また、FSカーブやSSカーブなどをプロットし各試験結果を比較できます。

試験データ管理
任意のラベル項目でデータ順を整理したり、グループ分けができます。ラベル項目としては試験片形状や試験条件、左記の評価で算出できる項目など多くのラベルが用意されております。

Ansys LS-DYNAの材料カード対応
よく使用されるAnsys LS-DYNAの材料カードに対応しており、例えば等方性樹脂材料に適したMAT_024やMAT_187 等の材料カードや、繊維強化樹脂材料に適したMAT_215の作成ができます。

FEモデルの生成
試験片形状、試験条件、要素タイプ、メッシュサイズなどから自動でIMPETUS®による試験を模擬する解析モデルを生成できます。

オートフィット機能
作成した同定フローに従って、自動的にフィッティングを実行可能です。特に樹脂材料では開発元4a engineering社の用意したフローを利用でき、効率的に材料パラメーターの同定が行えます。

レポート生成
テンプレートとして用意したパワーポイントのスライド形式にもとづき、最適化結果および試験結果のレポートを自動生成することができます。
