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溶接学会溶接構造研究委員会主催 溶接構造シンポジウム2019(2019年12月3日〜4日、大阪大学)において、JSOLの発表がシンポジウム論文賞を受賞しました。
- 受賞者
- 北風慎吾(JSOL)、林信哉(JSOL)、C.T.Wu(LSTC)、Wei Hu(LSTC)、Youcai Wu(LSTC)、Xiaofei Pan(LSTC)
- 論文タイトル
- 複合材-金属のための機械接合解析技術
溶接構造シンポジウム2019 -「デジタル技術が拓く溶接構造化技術の革新」-プログラム - 概要
- 本論文は、複合材-金属の機械接合解析技術を開発し、その有用性に関して報告したものである。メッシュフリー法である SPG(Smoothed Particle Galerkin)法を適用することで破断解析における質量欠損の問題を解決し、さらにはBEAM要素を不連続長繊維に適用しカップリングすることで炭素繊維強化樹脂(CFRP)をモデル化する方法を提案している。
主に自動車車体への適用を想定した技術であり、今後自動車の更なる車体軽量化を実現するための重要な予測技術の1つとなり得るものです。マルチマテリアル化車体の実現を含め、今後、産業界への幅広い貢献が期待されるとして、論文賞を受賞しました。
本論文で提案された技術は、エンジニアレポート「異なる材料を接合するための解析技術(後編)」でご紹介しています。
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