マルチスケールシミュレーション・ソフトウェア

J-OCTA

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シミュレーション
相分離
平均場法
分離膜
NIPS

高分子膜の相分離プロセスシミュレーション

MUFFIN(Flory Higgins自由エネルギーに基づく平均場法エンジン)を用いて、非溶媒誘起相分離(NIPS)プロセスによる高分子膜の構造形成過程をシミュレーションしました。溶媒・非溶媒の拡散や相分離挙動を可視化し、多孔質の膜構造の制御に向けた設計指針を得ることが可能です。
解析・利用例のポイント
  • 平均場法を用いてNIPS(非溶媒誘起相分離法)のプロセスを評価
  • 実験的に観測が難しいナノスケールでの可視化が可能

平均場法を用いてNIPS(非溶媒誘起相分離法)のプロセスを評価

2次元モデルにおけるNIPSプロセスの時間発展を示しています。上半分に非溶媒、下半分にポリマー・溶媒・非溶媒の混合膜を配置し、時間とともに非溶媒が膜に浸透し、溶媒が拡散することで相分離が進行します。

NIPSプロセスを考慮した高分子膜内の相分離の時間発展(2次元モデル)

実験的に観測が難しいナノスケールでの可視化が可能

3次元モデルでの相分離シミュレーション結果です。ポリマーのガラス化を模擬するために、濃度依存の移動度を導入しており、膜表面に穴が形成されるなど、実材料に近い構造が再現されています。

各成分の運動の濃度依存性、ポリマー成分のガラス化を考慮したNIPSプロセスの時間発展(3次元モデル)
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