マルチスケールシミュレーション・ソフトウェア
J-OCTA
マルチスケールシミュレーション・ソフトウェア
J-OCTA
MDによる界面張力の評価
全原子分子動力学（Full-Atomistic MD）を用いて、水とオクタンの界面モデルを構築しました。各方向の応力から界面張力を評価したところ、実験値と良好な一致を示しました。
解析・利用例のポイント
- MDによる界面張力の評価
- J-OCTAのCOGNACモデラにより簡単に構造を構築
- 実験との良好な一致
J-OCTAのCOGNACモデラにより簡単に構造を構築
水とオクタンの系をそれぞれ作り、J-OCTAのモデリング機能を用いてマージして界面モデルを構築しました。図の上部が水、下部がオクタンで構成されます。
界面のモデル
界面張力の時間変化
緩和計算を実施し、界面張力の時間変化を評価しました。界面張力は各方向の応力の値から計算されます。揺らぎはあるものの、時間平均により53.3 [dyn/cm]と評価され、実験値51.7 [dyn/cm]と良好な一致を示しました。
界面張力の時間変化
参考文献
- A.Maiti and S. McGrother, J. Chem. Phys., 120, 3, 15 (2004)
解析内容の詳細
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