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自動車パッシブセーフティ入門

近年、自動車の安全性能への要求がより高まっています。特に、北米(FMVSS208)の新法規、レーティング規格のEuro NCAP、IIHS、歩行者保護規格などの重要度が上がり、アクティブ/パッシブセーフティ両面での技術革新による開発期間の短縮が求められています。
本セミナーでは、EASi Engineering社よりDr. Alois Mauthoferを迎え、パッシブセーフティ(自動車衝突後の安全性)の基礎を学習していただきます。

本セミナーは事故発生後の人間への傷害を低減する対策であるパッシブセーフティの入門講座です。事故統計、傷害生体力学(injury biomechanics)などから、衝突安全法規とそれに関わる規格、消費者向け自動車アセスメントなどのテスト規格、傷害値まで、パッシブセーフティに関わる重要なトピックスはほぼすべてカバーします。さらに、ダミーについても、どのように荷重入力が計測されているかについて触れ、その上でエアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール、シート、内装部品など自動車の安全拘束具の原理及びそれらの相互作用について解説します。また、近年注目を浴びているPre Safe、CMS、APIAなどについても議論されます。

このセミナーの主目的はパッシブセーフティの各領域とそれらの関連性、そして制限と今後のトレンドを理解していただくことです。このセミナーを受けていただくことにより、パッシブセーフティに関わる重要なトピックスをほとんど理解し、実際の設計上でそれらの重要性を理解いただけるかと思います。また、合わせて、実業務に活用いただける500ページにわたる独自のハンドブックが提供されます。

講師略歴

Alois Mauthofer (アロイス マウトホゥファー)博士
ドイツ・フランクフルトにて物理学を専攻、1986年に博士号を取得後、FAG社・VDO社にてBMWのモーターサイクルのアンチロックシステムや自動車のアクティブセーフティーのためのエレクトロニクス・センサー・ソフトウェアの研究開発に従事、1999年に衝突・乗員安全のフィールドにおけるエンジニアリングサービス会社である、現在のEASi Engineering GmbH社に移籍。同社にてトレーニングセンターの設立に携わり、パッシブセーフティー及びシミュレーションに関する40種以上のセミナーやSafetyUpdate、SafetyExpoの設立に貢献。2006年、Car to X通信及び自動車の知能化のためのテスト地区PATRIAS (Pilot And Test Region for Innovative Automotive Safety) に関する新技術部門の部長に就任。

開催概要

セミナー名称 自動車パッシブセーフティ入門
開催日
  • 東 京 : 2006年10月12日(木)〜13日(金)
  • 名古屋 : 2006年10月16日(月)〜17日(火)
開催場所
  • 東京会場:弊社 九段オフィス セミナールーム
    東京都千代田区九段南1-5-3 九段ビル
  • 名古屋会場:弊社 名古屋オフィス セミナールーム [ MAP ]
    名古屋市中区丸の内2-18-25 丸の内KSビル17階

内容

  • 自動車安全技術入門、衝突の物理現象
  • 事故調査、事故統計
  • ダミーテクノロジー、傷害値
  • 衝突規格と法規 欧州、北米、J-NCAP、IIHS、AZT、ISO
  • 衝突実験
  • 乗員保護システム/拘束システム、PreSafe、APIA
  • まとめと総括

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株式会社JSOL エンジニアリング事業部
セミナー事務局

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