IGA Toolの機能
種々のCADモデルに対して、
適切なNURBS Patchを作成
従来のFEMでは、CAD形状からメッシュ分割する必要がありましたが、IGAではCADデータに近いフォーマットでかつ滑らかな形状を保持した解析が可能となります。
IGA Toolは、CADモデルの品質チェックおよび修正を行い、LS-DYNA IGAに適切なNURBS Patchを作成します。
主な機能
CADモデルの品質チェックと自動修正
IGA用モデル変換の前処理としてCADモデルの品質をチェックし、内在するジオメトリエラーの検出を行います。さらに、検出されたエラーの自動修正を行います。
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- ジオメトリエラーの検出
- インポートしたCADモデルの品質チェックとジオメトリーエラーの検出を行います。
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- ジオメトリ自動修正機能
- IGAに適したトレランス内でジオメトリエラーを自動修正します。また、トレランスを超えるエラーは個々に確認をしながら、手動での修正も可能です。
クロスフィールドを活用した4辺面作成機能
CADモデルからNURBS PatchというIGAモデルを作成するために、4辺で構成される面(4辺面)に分割する必要があります。IGA Toolでは、クロスフィールドと呼ばれる概念を導入し、対象のCADモデルを4辺面に自動分割するためのアルゴリズムを実装しています。さらに、4辺面化されたモデルに対してコントロールポイントの配置調整が可能です。
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- 自動4辺面作成機能
- LS-DYNA IGAで解析するためのNURBS Patchを作成するには、対象のCADモデルを4辺面に分割する必要があります。これを実現するためのクロスフィールドアルゴリズムが実装されています。
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- コントロールポイントの調整
- LS-DYNA IGAでは、コントロールポイントおよびノットの間隔を元にタイムステップが決定されます。NURBS Patch間のコントロールポイントとノットが連続で、かつできるだけ等間隔になるように調整できます。
LS-DYNAインプットファイルの出力
対象のNURBS PatchをLS-DYNA解析用インプットファイルとして出力できます。ユーザーはこのインプットファイルをLS-PrePostなどのプリソフトに読み込み、パートの定義や境界条件などの設定を行う必要があります。
動作環境
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ディスプレイ | 1280×1024ドット以上表示可能なディスプレイ、およびダブルバッファに対応したOpenGLボード 基本動作確認済みのグラフィックボード例:
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