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衝突解析のためのFEダミーモデルトレーニングコース
自動車の安全設計解析では、より高精度なモデルを用いることにより実験の再現性を高め、高品質、短納期、低コストによる開発が進められています。このため、衝突試験で利用されるダミーを有限要素により精度よく再現することが求められ、日本総研では、FEダミーモデルライブラリとしてお客様に提供してきました。
本講座では、新規格とそれに対応した新しいダミーモデルの概略を述べます。さらに、ともすればブラックボックスになりがちなFEダミーモデルの各知見、材料モデル、ジョイントのモデル化、キャリブレーションテストなどを説明いたします。そして実際に車両モデルへの組み込みを通してダミーモデルのオペレーションを行い、ダミーモデルに対する理解を深めていただきます。
講師略歴
- Fuchun Zhu氏(First Technology Safety Systems)※都合により講師が変更となりました。
- 中国・天津科学技術大学機械工学部にて1982年に学士号を習得。米国ミシガン州デトロイトのウェイン州立大学機械工学部にて1995年に修士号を取得。1998年より同大学にてバイオエンジニアリング部の博士号候補者として研究を続ける。現在はFTSSにて、CAE技術リーダーとして活躍している。
開催概要
セミナー名称 | 衝突解析のためのFEダミーモデルトレーニングコース |
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開催日 | 2005年12月2日(金) |
開催場所 | 弊社 名古屋オフィス セミナールーム [ MAP ] 名古屋市中区丸の内2-18-25 丸の内KSビル 17階 |
内容
- イントロダクション
- FEダミーのモデル化技術
- 新規格とそれに対応したダミーの概要、及び今後の安全法規動向
- 前突ダミー 〜最新リリースより〜
Adult: H3-50, H3-05, H3-95
Child H3-03, H3-06 - 側突ダミー 〜最新リリースより〜
SIDIIs, SIDIIs FRB, WorldSID 50th - ダミーモデルの車両モデルへの組み込み操作実習
リナンバー、ポジショニング、接触定義、傷害値の導出 - ダミーモデル操作のポイントと注意点
- 新型ダミーモデルリリースについて
本件に関するお問い合わせ
株式会社JSOL エンジニアリング事業部
セミナー事務局
- E-mail:hg-event@s1.jsol.co.jp