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第2回 樹脂・複合材解析セミナー

お蔭様で多数のお客様のご参加を頂き終了いたしました。
公開を承諾いただいた講演資料をユーザーサポートページにて公開いたしましたのでご活用ください。

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近年、軽量化・機能化のキー・テクノロジーとして、樹脂・複合材が、機械、電機、輸送機器などの分野でも積極的に使用されるようになってまいりました。急速な技術開発を背景に、環境問題の解決手段であることとも相まって、その使用用途および使用量はさらに拡大の一途をたどるものと思われます。

JSOLでは、その開発・設計に寄与すべく、昨年に引き続き、樹脂・複合材解析セミナーを開催いたします。第2回目になる本セミナーでは、CFRP研究の第一人者でおられる京都大学大学院教授 北條正樹先生に 「CFRPの疲労と破壊のメカニズム」についてご講演頂きます。JSOLからは、樹脂・複合材のCAEソリューションについてご紹介いたします。

現在、樹脂・複合材の構造設計に携わられている方、将来、樹脂・複合材の開発設計をご予定されている方々に、是非ご参加いただきたく、ご案内を申し上げます。

皆様からのお申し込みを、心よりお待ち申し上げます。

お申し込み受付は終了しました。

開催概要

セミナー名称 第2回 樹脂・複合材解析セミナー
東京会場

2015年 2月 5日(木) 9:55 〜 17:30(受付 9:15 〜)

東京コンファレンスセンター品川 [map]
東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 3F-5F

愛知会場

2015年 2月18日(水) 9:55 〜 17:30(受付 9:15 〜)

刈谷市産業振興センター [map]
刈谷市相生町1丁目1番地6

対象者 JSOLプロダクトユーザー様、導入検討者様
定員 各50名
参加費用 無料 ※ 事前登録制
主催 株式会社JSOL

プログラム

09:55− 開会
10:00−11:40
  • 基調講演
「CFRPの疲労と破壊のメカニズム」
京都大学大学院 工学研究科機械理工学専攻 教授 北條 正樹先生
炭素繊維強化樹脂基複合材料(CFRP)の層間はく離疲労き裂伝ぱを例に,樹脂系複合材料の疲労や破壊の機構が金属材料と大きく異なることを,巨視・微視相関関係の観点から検討した結果について解説する.破壊の起点やその後の伝ぱにおいて,微視的な樹脂や界面の特性が巨視的な特性に大きく影響を及ぼす.また,微視的な観点での繊維の空間的な配置も力学特性に大きな役割を果たす.併せて,複合材料の微視的要素の力学特性評価手法についても触れる.
※愛知会場の基調講演は、録画放映になります。
11:40−12:50 休憩
12:50−13:00
「JSOLの樹脂・複合材CAE」
株式会社JSOL 平島 禎
13:00−13:25
「LS-DYNAによるFRPのプレス成形解析」
株式会社JSOL 西 正人
繊維強化樹脂材料(FRP)のプレス成形は量産に適した工法ですが、設計制御パラメータが多くシミュレーションによる事前検討は不可欠です。本講演では、FRPのプレス成形中の挙動を予測するシミュレーション技術として、ミクロ、メゾおよびマクロの各スケールモデルによるFRPのプレス成形解析事例とその解析技術を紹介します。また、JSOLのFRPプレス成形解析のソリューション開発の展望についてもご紹介します。
13:25−14:00
「モールド過程を考慮した樹脂構造解析」
株式会社JSOL 大浦 仁志
繊維強化樹脂材料(FRP)を用いた成形品の機械特性は、モールド過程で発生する繊維配向・繊維長分布、ウェルドライン、ドライスポットなどの様々な成形因子による影響を受け、かつ局所的な特性変化が発生します。そこで、Moldex3D/Digimat/LS-DYNAの各ソフトウェアを連携することで、FRP構造体の異方性や局所性を予測評価することを考えています。本講演では、その連携解析を用いた特性予測事例についてご紹介します。
14:00−14:25
「LS-DYNAによるFRPの強度・衝撃解析」
株式会社JSOL 西 正人
繊維強化樹脂材料(FRP)は、強い異方性を有する材料であり、その破壊現象も繊維破断/座屈、樹脂破壊、界面剥離が込み入った複雑な現象になります。そのため、FRPの破壊を含めた材料挙動を予測するためには、金属とは異なる適切なモデル化を行う必要があります。本講演では、FRPの挙動・破壊を予測するためにLS-DYNAに実装されている材料モデル・破壊モデルを最近の開発状況を交えて解説するとともに、強度・衝撃の解析事例をご紹介します。
14:25−14:40 休憩
14:40−15:20
「LS-DYNAにおける樹脂材料のモデル化」
株式会社JSOL 斎藤 啓・林 信哉
樹脂材料をモデル化する場合、金属材料と同様の構成式が適用されることが多い一方で、樹脂特有の特性(粘弾塑性、ネッキングの発生および伝播、変形に依存する除荷剛性の変化)を考慮した材料モデル化の検討が必要な場合があります。予測精度の向上のためには、クレーズの発生や降伏応力の圧力依存性を考慮した物性モデルの適用も必要となります。本講演では、樹脂(強化材なし)に適用可能なLS-DYNAの物性モデルについて、その注意点と適用方法をご紹介致します。また、降伏応力の圧力依存性やクレーズの発生、応力状態に依存した破断を考慮した物性モデル化により、衝撃破壊を精度よく再現した事例をご紹介します。
15:20−15:45
「複合材の分子シミュレーション」
株式会社JSOL 小沢 拓・大畠 広介
樹脂・複合材料を対象とした、分子スケールのシミュレーション技術をご紹介します。分子スケールでの材料設計、現象の理解にシミュレーションを適用するには、連続体ベースの有限要素法では不十分で、個々の分子の形状や相互作用、運動を扱う必要があり、それぞれのスケールに適した手法を用いる必要があります。それらの技術の概要と、樹脂・複合材料への適用例、具体的にはナノフィラーの分散や界面挙動などを中心にご紹介します。
15:45−15:55 休憩
15:55−16:40
「海外の最新事例紹介」
株式会社JSOL 岡村 昌弘・斉藤 啓・西 正人
米国および欧州で本年度開催されましたLS-DYNA International Conference 2014(Detroit, USA), German LS-DYNA Forum 2014 (Bamberg, Germany)を始めとする国際会議での樹脂・複合材CAEに関する話題をご紹介します。
16:40−17:25
「JSOLの樹脂・複合材CAEパッケージ」
株式会社JSOL 宮崎 美季・一ノ瀬 規世
JSOLが取り扱う樹脂・複合材CAEパッケージ・ポートフォリオのうち3次元イメージング&メッシングツールSimpleware、複合材料設計ツールDigimat、樹脂流動解析ツールMoldex3Dについてご紹介します。
17:25−17:30
「JSOLのパッケージ・ソリューション/ロードマップ」
株式会社JSOL 平島 禎
17:30− 懇親会
  • ※愛知会場の基調講演は、録画放映になります。

お申し込み

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  • ・定員となり次第、締め切りとさせていただきます。
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本件に関するお問い合わせ

株式会社JSOL エンジニアリング事業部
セミナー事務局

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