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トピックスセミナー
J-OCTA特別セミナー 「第一原理計算を用いた材料設計の基本と最新動向」
本セミナー・イベントは終了いたしました
このたび「第一原理計算を用いた材料設計の基本と最新動向」と題して、J-OCTA特別セミナーを開催します。
近年、材料設計ではシミュレーション技術が広く活用されており、さらに最近では機械学習と連携させる、いわゆるマテリアルズ・インフォマティクスの広がりも顕著です。材料シミュレーション手法の1つである「第一原理計算(密度汎関数法:DFT)」を用いることで、物質の電子に関係した性質や、物性を計算することができます。
本セミナーでは、その理論の基礎から物性の評価方法、最新の研究成果までご紹介します。DFT計算をご検討中の方、すでに業務で活用されている方、マテリアルズ・インフォマティクスの中でのシミュレーションの活用を検討されている方など、多くの方にとってお役に立てる内容となっています。
具体的には、界面、電気伝導、電池、触媒など、幅広い解析対象におけるDFT計算を用いたアプローチ方法や、機械学習と連携した取り組みなど、企業での成果も含めた最新の研究成果についてご紹介します。
また、JSOLのJ-OCTAでは、DFT計算機能としてSIESTAモデラを提供しています。世界的に広く使用されているスペインのDFT計算ソフトウェアSIESTAの開発者と、そのプリポストであるSIESTAモデラの開発元の SIMUNE 社から技術者を招き、SIESTAの開発状況や欧州などでの最新事例についてご紹介します。JSOLからはSIESTAを用いた解析事例や、マルチスケールシミュレーション・ソフトであるJ-OCTAの視点で、今後の機能拡張の展望をご説明します。
なお、SIESTAは局在基底を用いたDFTソフトウェアですが、今回は平面波基底のDFTソフトウェアによる取り組みのご講演もございます。使用されるソフトウェアに依らない、第一原理計算の事例をご紹介しますので、多くの方にとってご参考になるかと思います。
シミュレーションを活用した材料開発にご興味をお持ちの皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
開催概要
「第一原理計算を用いた材料設計の基本と最新動向」
東京都千代田区九段南1-6-5 [map]
・第一原理シミュレーションにご興味がある方
プログラム
山下 晃一 様
Professor
Ordejon Pablo様
石川 敦之 様
さらに、既存のメタン触媒を改善する指針を提示したり新たな触媒候補を理論的に提案することで、新たなメタン転換触媒の開発過程について紹介します。
奥野 幸洋 様
1)電解液や添加剤の反応解析とそれに伴うSEI形成のメカニズム(液LIB)
2)固体電解質と電極材料の界面の反応性やLi伝導性(全固体電池)
を初心者にもわかりやすく解説します。
- ※ 上記講演内容は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承お願いします。
※ ご不明な点がございましたら、下記のセミナー事務局へお問い合わせください。
注意事項
- 定員となり次第、締め切りとさせていただきます。
- 同業他社及びその関係者の方は、お断りする場合がございます。予めご了承ください。
- お申し込みの際にご入力いただいた情報は、本セミナーの運営、弊社からの情報提供以外には使用致しません。
- プログラム内容、スケジュールは、やむを得ない事情で予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
- お申し込みが2名に満たない場合、事前にご連絡の上、中止となる場合がございます。予めご了承ください。
- お申込みの取り消しは、準備の都合上、セミナー開催初日の5営業日前までにお願いいたします。
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