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Simpleware 技術交流会 〜現物モデリングを支援するSimplewareの最新情報〜

2016年度は LS-DYNA&JSTAMPフォーラム の「現物融合CAEセッション」で講演がございます

医療分野はもちろん産業分野においてもX線CTなどの測定装置の普及が益々進み、測定データを研究・開発に活かそうという動きが一層活発になっています。

SimplewareはX線CTやMRI、FIB-SEMなどのスライス画像データからダイレクトにメッシュデータやサーフェースデータを作成でき、また内部構造の統計データも出力できるソフトウェアです。

CADで設計できない樹脂・ゴムなどに代表される高分子材料やGFRP、CFRPなどの複合材料、人体モデル、製造工程や材料に起因して「CADモデル=現物」といかないマイクロ部品や樹脂成形品など、現物を測定してモデル化する取り組みに幅広く活用いただいています。

本技術交流会では、既存ユーザー様より活用事例をご講演いただき、高分解能X線CT装置メーカー様よりX線CTの基礎知識や撮像事例をご紹介いたします。また本技術交流会に合わせてUKよりSimplewareのTechnical Sales ManagerであるRebecca Bryan氏が来日し、次期バージョンの主要機能ついてご紹介いたします。

満席のため、お申し込み受付は終了しました。

開催概要

セミナー名称 Simpleware 技術交流会 〜現物モデリングを支援するSimplewareの最新情報〜
開催日時 2015年11月5日(木) 開演 13:20 (受付開始 12:30〜)
対象者 Simplewareユーザー様、導入ご検討者様
開催場所 東京コンファレンスセンター 有明[map]
東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー
定員 50名
参加費用 無料 ※ 事前登録制
主催 株式会社JSOL
13:20-13:50
「Simpleware™によるリチウムイオン電池の3D構造電極での充放電・劣化現象解析」
株式会社コベルコ科研 技術本部 エンジニアリングメカニクス事業部 主席研究員
山上 達也 様
リチウムイオン電池の電極は活物質・導電助剤・結着剤・電解質で構成される複雑な3次元多孔質構造を持つ。ここでは、人工的に作成した凝集構造や、3D FIB-SEMによる分析画像に基づく実構造をSimpleware™によりモデル化する事で、電池の充放電時の電気化学反応やLi濃度の電極内分布を解析した結果を紹介する。また、充放電時に生じる劣化反応について言及する。
13:55-14:25
「層構造マウスガードの前歯列への効果」
大阪大学 大学院 基礎工学研究科 機能創成専攻 教授
田中 正夫 様
スポーツにおける口腔領域での外傷防止の観点から、マウスガードの使用が推奨されるようになっている。その効果についての知見は疫学的研究により確認されてきており、種々のデザインコンセプトが提案されている。しかしながら、その力学的効果についての定量性のある知見は十分とはいないのが現状である。近年では本格的スポーツを対象に2層あるいは3層構造のマウスガードが用いられるようになっている。ここでは、このような層構造がマウスガードの力学的効果にどのように貢献するかについて、歯科用CT像から再構築した歯槽骨、象牙質、エナメル質、歯根膜からなる前歯列モデルを用いた有限要素解析により検討した一端を紹介する。
14:30-15:00
「解析用高分解能X線CTについて」
株式会社マーストーケンソリューション 第三本部 シニアマネージャー
瀬下 郁朗 様
CFRP、GFRP、多孔質体、リチウムイオン電池、触媒など現物のミクロ構造をX線CT測定する需要が高まっています。X線CTの基礎知識、高分解能X線CTの撮像事例や測定画像の活用事例をご紹介します。
1. X線CTの原理
2. 直交型CTと傾斜型CT
3. 材質によるX線吸収量とコントラスト
4. 撮像視野と分解能
5. X線CTの撮像事例
6. X線CTデータの画像解析
15:00-15:30
休憩
15:30-16:00
「ヒト組織材料試験による加齢変性を考慮した解析とその展望
― 脊椎脊髄疾患のオーダーメイド解析にむけて ―」
山口大学 大学院 医学系研究科 整形外科学 助教
西田 周泰 様
山口大学 大学院 医学系研究科 応用医工学系専攻 准教授
大木 順司 様
外傷や変性による脊椎脊髄疾患は日常生活に多大な影響を与え、様々な治療法が開発されてきた。同時に有限要素法による様々な病態解析が行われてきた。しかし、各患者に対して術前予後予測ができる段階には至っていない。この要因は、骨格の個人差やヒト組織の加齢変性など明らかにしなくてはならない多くの問題があるためである。我々は、脊椎脊髄患者の画像データおよび術中採取したヒト組織の材料特性を解析し、それらを用いSimplewareとLS-DYNAによる解析に繋げる計画を進めている。その成果と展望について述べる。
16:10-17:10
「現バージョンのFAQと次期バージョン主要機能のご紹介」
株式会社JSOL
宮崎 美季
Simpleware Ltd.
Dr. Rebecca Bryan
JSOLの宮崎美季より現バージョンのFAQや知っておくと便利な機能のご紹介に加え、SimplewareのTechnical Sales ManagerであるRebecca Bryans氏に次期バージョンの主要機能をご紹介いただきます。(Rebecca Bryans氏の講演は英語での講演となります。)
17:30-
懇親会

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満席のため、お申し込み受付は終了しました。

注意事項

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  • ・プログラム内容、スケジュールは、やむを得ない事情で予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
  • ・記載されている製品およびサービスの名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

株式会社JSOL エンジニアリング事業本部
セミナー・イベント事務局

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