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2022年5月12日

株式会社JSOL
エンジニアリング事業本部

Digimat 2022.1リリースのお知らせ

Digimat 2022.1がリリースされましたのでお知らせいたします。

リリース内容について

各モジュールにおいて機能拡張が提供されています。
下記にリリース内容の一部をご紹介いたします。

1. MF
  • ・繊維強化樹脂の新しいエネルギーベースの疲労破壊モデルを追加しました。
    より少ない材料試験から疲労破壊モデルを設定することができます。
  • ・熱構造連成解析に対応しました。
    温度依存特性が機械的性能に及ぼす影響をより適切に考慮できるようになりました。
    (UD材と均質材料にのみ対応)
  • ・直交異方材料特性のある繊維強化樹脂が任意の繊維配向を持つ場合の伝導率計算に対応しました。
2. FE
  • ・FFTソルバーにて線形解析を行う際のメモリ消費量を改善しました。
    解析の種類に応じ50〜75 %のメモリ消費量削減が期待できます。
  • ・繰り返し荷重計算を行う際に応力比の設定ができるようになりました。
3. MX
  • ・破壊や強度特性のリバースエンジニアリング時のワークフローを大幅に改善しました。
    これにより、より効率的に作業を行うことができます。
  • ・破壊モデルTsai-Hill 3Dのパラメータ同定をする際に、
    3Dプリンター用材料に適したパラメータを決定するためのワークフローを追加しました。
  • ・材料データベースにLGChem、Domo、Kurarary、Victrex、TER、Stratasys、Markforgedから新しいグレードが追加されました。
4. MAP
  • ・ソリッド要素からシェル要素へのマッピングにおいて、新しいアルゴリズムを実装し精度向上を行いました。
  • ・複数部品から成る解析モデルをマッピングする場合の使い勝手を改善しました。
    これまではDigimat材料モデルが紐づけられていない節点は削除されていましたが、
    新しいバージョンでは削除されなくなりました。
    そのため、Digimat材料を設定しない部品を含むモデルをそのままDigimat-MAPにインポートすることができるようになりました。
5. CAE
  • ・熱構造連成解析において結晶化度を考慮することができるようになりました。(Marcのみの対応)
6. RP
  • ・以下に挙げる連続繊維強化樹脂を用いた部品の解析の実行に対応しました。(一部ソルバのみ)
    • - 硬化(Curing)
    • - 構造解析(弾性/弾塑性)
    • - 進展型破壊
  • ・熱衝撃解析のためのワークフローを追加しました。
  • ・マッピング時のメッシュ重ね合わせ方法の改善を行いました。
  • ・Digimat-RP/Moldex3D(Fiber orientation estimator)で生成された.mshファイルの読み込みに対応しました。
7. VA
  • ・曲面ビーム試験に対応しました。
8. AM
  • ・印刷〜冷却時の時間経過による熱条件の変化をより適切に考慮できるようになりました。
  • ・印刷後のアニーリングの工程を考慮することができるようになりました。
  • ・SLS手法の解析において従来の固有ひずみ法による解析に替わる新しい解析手法が搭載されました。
    より高速、より正確に結果を得られるようになります。
  • ・粗いメッシュを採用した場合にもより正確に計算が行えるよう
    材料の結晶化度の判定のアルゴリズムを改善しました。

その他の項目や詳細はインストーラー内のリリースノートをご覧ください。

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Digimat 2022.1のダウンロードについて

Digimat 2022.1のインストーラーはエムエスシーソフトウェアのダウンロードサイト(SDC)よりダウンロードいただけます。
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