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2022年8月4日
株式会社JSOL
エンジニアリング事業本部
Digimat 2022.2リリースのお知らせ
Digimat 2022.2がリリースされましたのでお知らせいたします。
リリース内容について
マイナーバージョンアップのため、多くの機能追加はありませんが、
いくつかのモジュールの機能拡張が提供されています。
その一部をご紹介します。
- 1. カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の導入
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- 製品内の使用状況データをHexagonに報告できるようCEIPを導入しました。 データは個人を特定できる情報を匿名化し、Digimatを改善するために使用されます。 ユーザーはDigimatのインストール中、またはDigimatプラットフォームから CEIPの同意/拒否をいつでも変更できます。
- 2. 疲労解析の際に弾塑性モデルを定義可能になりました。
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- 構造解析での連携解析中は弾性モデルにて計算を行い、疲労解析ソフト(nCode)での疲労破壊判定の際に弾塑性モデルを用いて補正を行います。
- 3. FE
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- ・発泡体(Foam)の微細構造生成、解析機能の向上
発泡体微細構造内のセルサイズと壁厚の勾配の定義、および多層RVEの定義に対応しました。
また、自己接触を考慮した大変形(圧縮)解析ができるようになりました。 - ・周波数に依存した剛性解析に対応
周波数応答解析や、NVHまたは音響解析のための周波数依存のマクロ特性
(実部/虚部の工学定数や剛性マトリクスなど)を求めることができるようになりました。
- ・発泡体(Foam)の微細構造生成、解析機能の向上
- 4. MX
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- ・DigimatAM(3Dプリンティング)用の熱粘弾性モデルのリバースエンジニアリングに対応しました。
- ・データベースに新しい材料グレードが追加されました。
- 5. MAP
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- ・3DTimon Light3Dモデルからシェル要素への繊維配向のマッピングに対応しました。
- 6. RP
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- ・熱伝導解析に対応しました。(Abaqus Standard、Marcのみの対応)
- ・熱力学解析に対応しました。(Marcのみの対応)
- 7. VA
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- ・DCB(二重片持ち梁)試験に対応しました
- 8. AM
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- ・FDMウィザードモードの追加
Stratasys製のプリンターを対象とした計算を簡易に行えるようワークフローが 改善されています。最小限の入力、選択で解析を行うことが可能です。
- ・FDMウィザードモードの追加
その他の項目や詳細はインストーラー内のリリースノートをご覧ください。
Digimatをご契約中のユーザー様
- Digimat 2022.2のダウンロードについて
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Digimat 2022.2のインストーラーはエムエスシーソフトウェアのダウンロードサイト(SDC)よりダウンロードいただけます。
詳しくはエムエスシーソフトウェアからのご案内をご確認下さい。 - 開発元Webサイト
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