
[解析事例] ゴム部品の圧縮解析
要素サイズの大きく異なる接触や、すべりをともなう接触でも安定して計算
ゴム製円管を上下の板で圧縮した際の応力解析です。
ゴムは平面ひずみ要素、工具は剛体要素でモデル化しています。ゴム材料にはMooney-Rivlinモデルを使用しています。ゴム管と工具との間にはスライド+ボイド型の接触面が、またゴム管自体にはシングルサーフェイス(自己接触)型の接触面が定義されています。
ゴム管の内側には小さな突起があり、圧縮された際にこの突起の周りに応力集中が起こり、破損の原因となることが予測されます。応力集中をとらえるために、突起部分の要素分割は円管本体の要素分割に比べて非常に細かくなっていますが、JOH/NIKEの接触解析機能は、要素サイズの大きく異なる接触や、すべりをともなう接触に対しても安定した解が得られるロジックを採用しています。
解析事例一覧
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