
CAE Technical Library CAEブログ - CAE技術情報ライブラリ
サイバネットシステム株式会社主催CYBERNET Solution Live 2020 にて、JSOL技術者が講演を行いました。
講演タイトル:
現実モデルのCAEを実現する3次元画像変換ツールSimplewareとMultiscale.Sim™の解析事例ご紹介
概要:
繊維複合材、多孔質材などの現物を測定したスライス画像データから3Dモデルを構築し、内部構造統計分析やシミュレーションに活用するニーズが拡大しています。Simpleware Softwareは、現物を測定した画像データから3Dモデルを構築するツールで、設計・研究・開発に有益なさまざまな情報を取得できます。たとえば製造工程や材料に依存して発生するボイドやクラックなどの意図しない現象の原因調査には、現物モデルに基づく内部構造統計分析が極めて有用です。リバースエンジニアリング、複合材料分野、医工連携分野、自然科学分野、地質工学分野など幅広い分野において、現物モデルを活用して多くの課題を解決するためのツールが、Simpleware Softwareです。
現物の測定データの活用方法
複合材料の含有物にランダム性があり、実際の材料から忠実にモデルを作りたい場合、Simplewareを用いてイメージベースドモデリングで作成することが極めて有効です。講演ではリチウムイオン電池電極モデルを用いてMultiscale.Sim™と連携した解析事例をご紹介しました。
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