
CAE Technical Library 注目機能紹介 - CAE技術情報ライブラリ
JSTAMP Ver.2.16.0より大幅に機能強化された、スプリングバックの見込み作業を効率化する「金型見込み機能」をご紹介します。
「金型見込み機能」は、
スプリングバック解析結果を基に金型を見込み、成形部品が寸法公差を満たすまで繰り返し自動計算する機能です。
シミュレーションによるバーチャルトライにより、廃棄金型の削減とリードタイムの短縮を実現できます。
JSTAMP Ver.2.16.0では、従来は手作業で行っていた多くの作業が自動化され、計算からレポート表示までが自動実行されるようになりました。
特徴
・寸法公差を満たすまで、成形計算〜スプリングバック計算〜見込み計算を繰り返し実行します
・繰り返し計算中に、寸法精度の途中経過(誤差の推移)を確認できます
・計算結果から、見込みCADファイル(IGES)を出力できます
操作画面、操作フロー、事例
図1:金型見込み機能の操作画面と操作フローと事例