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Ansys Discoveryのご紹介

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JSOLは、お客様の業務課題解決のために、LS-DYNAに加えてAnsysプロダクトの取り扱いを拡大することにいたしました。本稿では、CAE専任者でなくても利用しやすいユーザーフレンドリーなUIを備えつつ、GPUソルバによる短時間での設計検討も可能なAnsys Discoveryについてご紹介します。

CAD一体型CAEソフトウェアAnsys Discovery

CAD一体型CAEソフトウェアAnsys Discovery

設計開発のあらゆる場面でCAEを適用する時代へ

LS-DYNAをはじめとする多くの高機能・高精度CAEソフトウェアは、CAE専任者による詳細検討に広く利用されています。細かな設計変更の検証に有用である一方で、スピードが求められる製品の企画段階や実験段階では、その機能や精度がオーバースペックにもなりえます。Ansys Discoveryは、誰もが使えるようなわかりやすいUIを採用しているため、製品企画担当者や実験担当者などこれまでCAEに縁のなかった方々にもお使い頂けるプロダクトです。

速さと使いやすさを兼ね備えたAnsys Discoveryは、定性的な精度で多くの机上検討を可能とする機能を豊富に揃えています。得られたデータはAnsys Mechanicalへ転送してそのまま詳細検討に進められるため、構想段階から仮想試作まで広範囲にCAEを適用することが可能となります。

図1 Ansys Discoveryの利用シーン注)Ansys Mechanical または Ansys CFDへデータを転送することが可能図1 Ansys Discoveryの利用シーン

Ansys Discoveryの特長

Ansys Discovery最大の特長は、GPUソルバによる高速計算です。メッシュ生成から計算、可視化までをGPUによって高速処理することで、複数の設計検討を数秒から数十秒程度で実施できます。高額なビデオカードを使用しなくても、CAD用によく用いられるNVIDIA社のQuadro P4000やP5000で十分な性能を発揮します。ダイレクトモデラーと一体であるために、ユーザーの意図する形状に変更すると、CAD表面に付与されている境界条件を利用して瞬時に解析が実行されます。

また、コントロールパラメータなどが排除されたUIは、CAE専門外の方にも直感的な操作が可能です。ユーザーは煩わしい操作方法や安定に計算を流すためのテクニックを覚える必要がなく、エンジニアリングの検討にのみ時間を割くことができます。

統一されたUIから構造解析や流体解析、固有値解析や熱伝導解析の利用が可能であり、トポロジー最適化機能も幅広い設計検討に対応しています。

図2 Ansys Discoveryの主な機能図2 Ansys Discoveryの主な機能

今後も継続してAnsysプロダクトに関する情報を発信していきます。ご興味ある方は是非、こちらから問い合わせください。

※Ansys®、及びその他すべてのANSYS, Inc.の製品名は、ANSYS, Inc.またはその子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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