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Ansys Cloudのご紹介

カテゴリー
:技術情報
関連製品
:Ansys / LS-DYNA / Jvision / Arup software / ODYSSEE / DIFFCRASH / FEMZIP-L

従来、大規模モデルを用いた計算や、最適化・パラメータースタディ・ROM(次数低減モデル)構築・統計計算といった大量の計算を必要とする方のために、LS-DYNA等のクラウド利用環境をご提供してまいりました。
今回新たにAnsys社が提供するクラウドシステム「Ansys Cloud」にて、Ansysプロダクトのクラウド利用環境のご提供を開始いたします。
本稿では、Ansysプロダクトのうち、LS-DYNAを例にクラウド利用についてご紹介いたします。

LS-DYNAにおけるクラウド利用のメリット

新分野の解析、大量の解析、長時間の解析を実施される際に、
・ハードやソフトのリソースがない
・プロジェクトの時期・期間が流動的
・詳細な解析を行いたいが、環境的に計算時間などの問題があり、
止むを得ず計算数の抑制やモデルの簡略化を行っている
などの課題はございませんでしょうか。このようなスポット的な多並列計算、同時JOB実行のニーズ等、計算負荷変動に対し、クラウドは、フレキシブルに対応でき、お客様の作業工数の大幅な短縮を実現します。

クラウドサービスのメリット

Ansys CloudでのLS-DYNA利用環境

Ansys Cloudでは、以下の2つの形態でLS-DYNA利用環境を提供します。

a.オンデマンド利用
Ansys Cloud にてご利用したソフトウェア利用料または、ハードウェア利用料をデポジットライセンスで清算する、いわゆる従量課金制です。

b.BYOL利用
BYOL(=Bring Your Own License)、お客様が所有するライセンスを用いて、クラウド上でソフトウェアをご利用いただきます。ソフトウェア利用料は、通常のLS-DYNAのレンタル契約もしくは、保守契約と同様です。

ご利用できるLS-DYNAモジュール

現在、Ansys Cloudにおいてオンデマンド利用いただけるLS-DYNAの種別は、Ansys LS-DYNAのみとなります。通常のLS-DYNAのオンデマンド利用については、現在整備中のため、開設次第ご案内いたします。BYOL利用については、通常のLS-DYNA、Ansys LS-DYNAともに利用可能です。Ansys LS-DYNAは、バージョンの表記違いを除けば通常のLS-DYNAと同機能です。現在、利用可能なバージョンの対比表を以下に示します。

Ansys LS-DYNA LS-DYNA
2020 R1 R10.1
2020 R2 R10.1
2021 R1 R11.2

トライアル

Ansys Cloudのトライアル利用が可能です。詳しくは、弊社営業担当にお問い合わせください。
こちら(外部サイト)からお申し込みも可能です。

クラウド利用支援ツールのご紹介

JSOLでは大規模モデルや大量計算でのクラウド利用を支援するさまざまなツールをご用意しております。

パラメータスタディモデル構築、Output自動処理、レポート化:Jvision、ARUP software

パラメータスタディモデル構築、Output自動処理、レポート化

ROM(次数低減モデル)構築、計算結果分析:ODYSSEE、DIFFCRASH

ROM(次数低減モデル)構築、計算結果分析

データ圧縮(高速転送、大容量運用・保存):FEMZIP-L

データ圧縮(高速転送、大容量運用・保存)

本稿では、今回新たにご提供するAnsys CloudにおけるAnsysプロダクトクラウド利用環境のうち、LS-DYNAの例をご紹介しました。ご利用方法、契約要項等、ご興味ある方は是非、弊社営業担当または、問合せ窓口までお問い合わせください。

Ansys®、及びその他すべてのANSYS, Inc.の製品名は、ANSYS, Inc.またはその子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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