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2018年6月27日

株式会社JSOL エンジニアリングビジネス事業部

ARUP software 15.0 リリースのお知らせ

平素は ARUP software をご利用いただきありがとうございます。
この度、ARUP software 15.0 をリリースいたしましたので、お知らせ致します。
新機能および修正内容等の詳細は、モジュールをインストールのうえ、新機能紹介資料をご参照ください。

ARUP software Ver.15.0 主な新機能紹介

クイックファインド

あいまい検索と以下の操作を素早く行えるようになりました。

  • D3PLOT内でメニュー / 機能に移動
  • チュートリアルを開く

クイックファインド

PRIMERリンク

PRIMERボタンをクリックすると、D3PLOTとPRIMERの間に共有メモリー接続が確立され、すべてのコマンドとデータを2つのコード間で交換可能になります。 同期可能な属性は次のとおりです。

Viewing(ビュー):
動的ビューを含む、現在のビュー(向き、スケーリング、位置)を同期します。
Visibility(表示対象):
現在のブランキングとエンティティの表示状態を同期します。
Attributes(属性):
色、透過性、プロットモードを同期します。
Xsec(断面):
ドラッグを含む断面属性を同期します。

PRIMERリンク

T/HISリンク

リンク機能を使って直接T/HISを実行できる場合があります。T/HISリンクの対象となる画面では、ボタンをクリックしてオプションを使用すると、D3PLOTからT/HISが起動され、そのとき開いているモデルのリストをT/HISに送信します。T/HIS側で同じモデルが自動的に展開されます。

T/HISリンク

T/HISリンク

色の指定

「Colour」(表示色)メニューを変更し、よく使われるオプションを1つのメニューにまとめました。

色の指定

コンターレベル

コンターレベルの最大数を13レベルから16レベルに拡張しました。

コンターレベル

コンター描画の自動透過

透過レベル(着色濃度)をデータ値の大きさに基づいて変化させるか、あるいは値の高低に合わせて増減させます。着色濃度の関数形はXに対して線形(Order=1)、あるいはX2、X3、X4に比例するように設定できます。次数が増加すると、値が大きくなるにつれて着色濃度にバイアスをかけることができます。

コンター描画の自動透過

立体表示

立体表示(Stereo Veiwing)対応のハードウェアでは、デバイスの種類を「-d=stereo」に指定すると、3D表示機能を利用できます。左右の画像を交互に表示し、3Dメガネ等で左右の目に対応する画像を制御するフレームシーケンシャル方式のステレオモニターまたはプロジェクターに対応しています。現在、Windowsプラットフォームにおいてのみ対応しています。

立体表示

レイトレーシング

POV-Ray(「Persistence of Vision」レイトレーシング)へのエクスポートによる、レイトレーシング(光線追跡)に対応しました。反射や陰影、幅広い表面特性、「物理的に正しい」光の伝播を含め、より高品質かつ現実的なイメージを表示できます。複雑な操作をすることなく、ワンクリックで、通常の表示を下図に示すようなレイトレーシング表示に切り替えることができます。

レイトレーシング

材料の追加データ

追加履歴変数に関する機能が拡張されました。新しい「Material Properties」カテゴリーとして、各追加履歴変数が表すコンポーネント名を(利用可能な場合は)材料・要素タイプごとに表示する機能を実装しました。

材料の追加データ

材料座標軸に基づくコンター

LS-DYNAデフォルト設定による全体座標系出力をほかの座標系に変換することができます。D3PLOTで異方性材料特性が検出されると、材料座標軸に基づいてコンターを描画する新しいオプションが利用可能になります。

材料座標軸に基づくコンター

材料座標軸に基づくコンター

SPG対応

ZTFファイルを使って、*SECTION_SOLID_SPG(Smoothed Particle Galerkin法)で 定義されたパートを自動検出し、球体として表示できます。

SPG対応

パート間距離の計測とコンター描画

パート間距離の計測に加え、計測結果のコンター描画が可能になりました。

パート間距離の計測とコンター描画

バージョンアップ内容

  • クイックファインド
  • チュートリアル
  • PRIMERリンク
  • T/HISリンク
  • 色の指定
  • オーバーレイ透過設定
  • コンター描画
  • データマッピング機能の改良
  • BLOBのプロット
  • 動的ラベルのフォーマット
  • 立体表示
  • レイトレーシング
  • 材料プロパティ
  • 材料座標軸に基づくコンター
  • 複数の積分点をもつソリッド要素
  • SPG対応
  • SET_xxxxキーワード対応
  • Attached機能
  • XY方向データのメニュー
  • 計測機能とパート間のコンター作成
  • ステップ表示メニュー
  • ウィンドウ配置の保存
  • 厚肉シェル要素
  • 64 bit(倍精度)の変位
  • プロパティファイル
  • 新規対応データコンポーネント
  • JavaScriptR
  • Preferencesオプションの追加

モジュールダウンロードについて

ARUP software のオンライン・ユーザー・サポートサイトより、ダウンロードをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

本件に関するお問い合わせは、以下アドレスまでお願いいたします。
E-mail:hg-cae-info@s1.jsol.co.jp

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