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2017年5月16日
株式会社JSOL エンジニアリングビジネス事業部
ARUP software 14.0 リリースのお知らせ
平素は ARUP software をご利用いただきありがとうございます。
この度、ARUP software 14.0 をリリースいたしましたので、お知らせ致します。
新機能および修正内容等の詳細は、モジュールをインストールのうえ、新機能紹介資料をご参照ください。
ARUP software Ver.14.0 主な新機能紹介
『PRIMER』形式のオブジェクトメニュー
PRIMERと同様のオブジェクトタイプの選択メニューを実装しました。
画面キャプチャ
PrtSrcキーを使って、ウィンドウの内容をWindows®のクリップボードにコピーできます。
- PrtSrc:
- ウインドウ枠を除外したグラフィックウィンドウ/メニュー内容をWindows®のクリップボードにコピーします。
- SHIFT+PrtScr:
- グラフィックウィンドウ/メニュー内容をWindows®のクリップボードにコピーします。
ウインドウ単位のブランク処理
新しいポップアップメニューとして、「Export」(エクスポート)を追加しました。 ショートカットキーの「E」で開きます。 このポップアップメニューから、1つのウインドウからほかのすべてのアクティブなウインドウにブランク処理をエクスポートできます。
平面上の複数の積分点
V14では1つ1つの積分点を同時にプロットして要素全体のデータの多様性を確認することができるようになりました。PRIMERが出力したZTFファイルがある場合に利用できます。
- Average at centre:
- 平均したデータを要素の中央の1点にプロット。
- Plot all points separately:
- 要素全体のデータのばらつきを確認できます。
新しい領域 − 確率論的粒子
D3PLOT V14では、爆薬モデル(*STOCHASTIC_TBX_PARTICLES)と噴射モデル(*STOCHASTIC_SPRAY_PARTICLES)の作成に使用する確率論的粒子に対応しました。
新しい領域 − 力学
D3PLOT V14では、CESE流体と構造体の間の境界に定義される新しい力学的領域に対応しました。これらの力学的領域を使って、境界を通過する力と熱伝導変数を表示します。
体積要素 − 制限値
V14では、「Limiting Values」(制限値)を使って、データのプロットから体積要素を除外できます。
流線
流線は、速度ベクトル場に従います。ステップごとに異なる流線が描画されます。
流線 − ウィンドウ設定
Streamlinesメニューの「Streamline Window Settings」(流線ウインドウ設定)の下部から、ウィンドウごとに設定できます。異なるベクトル場を使った流線の計算が可能です。
バージョンアップ内容
- メニューシステムの変更
- コンターの色設定
- ブランク化メニュー
- 平面上の複数の積分点
- 出力メニュー
- 「体積要素」関連機能の強化
- 流線
- データコンポーネント
- PTFCUT - 大規模モデルの利用
- スクリプト
- D3PLOTとEPORTERの連携
- プリファレンス
- 新規追加コマンドラインオプション
モジュールダウンロードについて
ARUP software のオンライン・ユーザー・サポートサイトより、ダウンロードをお願いいたします。
本件に関するお問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下アドレスまでお願いいたします。
E-mail:hg-cae-info@s1.jsol.co.jp