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2017年5月16日
株式会社JSOL エンジニアリングビジネス事業部
ARUP software 14.0 リリースのお知らせ
平素は ARUP software をご利用いただきありがとうございます。
この度、ARUP software 14.0 をリリースいたしましたので、お知らせ致します。
新機能および修正内容等の詳細は、モジュールをインストールのうえ、新機能紹介資料をご参照ください。
ARUP software Ver.14.0 主な新機能紹介
パス・ラインとパス・エリアの選択
節点とシェル要素のScreen pickメニューに、Path_L(パス・ライン選択)とPath_A(パス・エリア選択)のボタンを追加しました。
- Path_L(Path Line):
- 選択した2つのエンティティを結ぶ最短経路をマークする機能です。また、経路上にある複数のエンティティの選択解除も行えます。
- Path_A(Path Area):
- エンティティの多角形領域の閉じた境界内にあるエンティティをマークする機能です。選択したエンティティ間を結んだ線が、エンティティの閉じた境界となります。
貫入セグメントを移動して接触を修正
貫入節点をもつパネルの修正率が50%以下の場合には、「Move Pen Segments」(貫入セグメントの移動)オプションを使用すると、固定されていないセグメントを移動して貫入節点を解消し、修正率を100%に引き上げられます。
Contact->Partのツリー表示
Contactデータの出力
- 出力する接触を選択
- 画像・貫入データの出力要否を選択
- 画像サイズと背景詳細の有無を選択
- 出力先ファイルを入力
- 「Apply」(適用)「Write all」(すべて出力)をクリック
節点のインポート
「Node Import」(節点のインポート)ツールを実装しました。モデルの節点座標系をほかのキーワードファイルの座標系で置き換えられます。
*ELEMENT_MASS_PART(NSM)のコンター表示
コンター表示対応:
- Struct mass(構造質量)
- (*)struct mass
- (*)NS mass(NS質量)
- Final mass(最終質量)
- (*)Final mass
(*)...NS質量(Non Structure mass=集中質量)をもつパートのみをコンター表示するオプションです。オプションを使用しない場合には、すべてのパートをコンター表示します。
経路の外方投影点の事前コントロール
すべての経路点はデフォルトで同じ外方投影点をもち、フィッティングの基準となるベルト経路を形成します。
- 各経路点の外方投影点は必要に応じて個別に調整可能です。
- 投影点はマウスを使って「外向き」のベクトルに沿ってドラッグできます。
この機能では、経路点の定義に使用した基準節点を逸脱しません。
HIC評価エリア関連ツール
- 「Calculate Area」(エリアを計算)ボタンをクリックすると、入力したデータを読み込んで閉じた表面全体に挿入します。
- 挿入結果はコンタープロットとして表示され、入力した値によってHIC値の高低が計算されます(oa_prefを使って保存可能です)。
四面体メッシャー
モデル品質チェック用ダッシュボード
各チェック/基準の状態を色別に表示します。
バージョンアップ内容
- ピック
- パス・ラインとパス・エリアの選択
- ラベル番号の固定
- 接触貫入とクロスエッジ
- Contact > Partのツリー表示
- Contactデータの出力
- 節点のインポート
- コネクション設定の保持
- 質量
- 自動車関連ツール
- シートベルト
- 歩行者保護関連ツール:HIC評価エリア計算
- スクリプト
- Visual StudiosR IntellisenseR
- パラメーター
- メッシュ作成
- スポット溶接のリメッシュ
- 計測
- チェック
- 出力
- その他
モジュールダウンロードについて
ARUP software のオンライン・ユーザー・サポートサイトより、ダウンロードをお願いいたします。
本件に関するお問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下アドレスまでお願いいたします。
E-mail:hg-cae-info@s1.jsol.co.jp