[導入事例] エンジンマウントの軽量化
- 事例カテゴリ
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- 構造解析
- 使用モジュール
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- Digimat-MX/MAP/CAE
- 事例提供
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- Trelleborg, Rhodia
質量40%、コスト15%の削減に成功
Trelleborg社は、世界40か国以上の拠点に2万人の従業員を抱える世界的な自動車部品メーカー で、自動車の封止(シール)、防振(ダンプ)、保護(プロテクト)のソリューション技術の世界的リーダー企業 です。ヨーロッパ、北米、アジアにて研究開発センターを展開しています。
- 導入企業様 プロフィール
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- Trelleborg
- ・業種 : 自動車部品メーカー
- ・導入時期 :
導入のきっかけ
Trelleborg社が抱えていた課題として、
・EU自動車CO2排出量規制(2015年:130g/km、2020年:95g/km)への対応
・2020年までに車両重量を平均200kgに軽量化
・同時に部品コストの25%を削減
といったものがありました。
これらを解決するため、Trelleborg社は、LAPLAST計画の環境下において、解析ソフト「Digimat」とRhodia社提供のMMI PA6.6ガラス繊維強化材料モデルにより、射出成形部品の連成解析を実施。剛性、破断、衝突、および疲労を調査しました。
導入効果
有限要素解析と試験の静解析及び疲労解析において、良好な結果を確認。初期設計と比べて40%の質量を削減することができました。さらに15%のコスト削減に成功。2012年から開始した量産に部品の提供を可能にしました。
Digimatを利用したことで、形状・材料流れ・繊維配向・機械的挙動の密接な関係が明瞭に確認でき、さらにこの手法を複数のたわみリムの設計に応用できた
(PTMS Specialist , Trelleborg Vibracoustic Group, Ludovic Chauvet 氏)
事例一覧
- 材料設計
- 構造解析
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- バッテリーハウジングの落下解析
- 繊維配向を考慮した疲労解析
- 3Dプリンタ成形品の破壊予測とデザイン最適化
- 可変バルブ機構の構造解析
- ラジエーター冷却タンク結合ピンの強度解析
- 圧力容器の材料変更による設計検討
- 樹脂積層造形インテークマニホールドの強度解析
- 短繊維強化材を用いた自動車部品の剛性解析
- 繊維配向分布/繊維長分布/繊維密度分布を考慮した衝撃解析
- 携帯電話の落下解析
- 射出成形のゲート位置による配向を反映した衝撃解析
- 積層角度を考慮したCFRPプレス事例
- 繊維強化部材の非線形強度解析
- ブラケットの剛性解析
- Bピラー下部の衝撃解析
- 多機能シートパンの剛性・破断予測
- サンルーフのベアリングにかかる荷重応答
- エンジンマウントの軽量化
- 繊維配向を考慮した熱ひずみ解析
- 長繊維強化樹脂を用いたバルクヘッドの剛性解析
- ※Digimatの開発元はe-Xstream engineering社です。http://www.e-xstream.com/
- ※記載されている製品およびサービスの名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。