[解析事例] ラジエーター冷却タンク結合ピンの強度解析
- 事例カテゴリ
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- 構造解析
- 使用モジュール
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- Digimat-RP(Digimat-MAP、Digimat-CAE)
- 事例提供
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- Valeo
成形工程を考慮した結合ピンの破壊位置・強度の予測
他部品と固定させるためのラジエーター冷却タンクのピンには負荷がかかりやすく、万が一壊れてしまうと冷却水の漏れなどの問題が起きるため強度が必要な部品です。そのため、事前にシミュレーションを活用し破壊強度の予測を行いました。
Digimatを使用せず等方的な材料物性を用いて解析を行った場合、破壊箇所は実験と一致しましたが、破壊強度は一致しませんでした。一方で、Digimatにより成形工程によって生じる繊維配向を考慮して詳細な解析を行ったところ、破壊位置だけでなく破断強度まで精度よく求めることができました。
このように設計段階から成形工程を考慮したシミュレーションを行うことで適切な成形方法の検討、あるいは材料選定をできるようになります。その結果、開発期間を短縮することが可能になります。
事例一覧
- 材料設計
- 構造解析
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- バッテリーハウジングの落下解析
- 繊維配向を考慮した疲労解析
- 3Dプリンタ成形品の破壊予測とデザイン最適化
- 可変バルブ機構の構造解析
- ラジエーター冷却タンク結合ピンの強度解析
- 圧力容器の材料変更による設計検討
- 樹脂積層造形インテークマニホールドの強度解析
- 短繊維強化材を用いた自動車部品の剛性解析
- 繊維配向分布/繊維長分布/繊維密度分布を考慮した衝撃解析
- 携帯電話の落下解析
- 射出成形のゲート位置による配向を反映した衝撃解析
- 積層角度を考慮したCFRPプレス事例
- 繊維強化部材の非線形強度解析
- ブラケットの剛性解析
- Bピラー下部の衝撃解析
- 多機能シートパンの剛性・破断予測
- サンルーフのベアリングにかかる荷重応答
- エンジンマウントの軽量化
- 繊維配向を考慮した熱ひずみ解析
- 長繊維強化樹脂を用いたバルクヘッドの剛性解析
- ※Digimatの開発元はe-Xstream engineering社です。http://www.e-xstream.com/
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