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[解析事例] ゴム材料のレオロジーシミュレーション

量子化学・DFT
力学・粘性・粘弾性
マテリアルサイエンス
事例提供
sumitomo rubber industries,LTD.

タイヤの転がり抵抗とゴム分子の架橋構造の関係を解析

目的と手法

タイヤの転がり抵抗はtanδ (= G’’/G’)に関係することが知られている。架橋ポリイソプレンゴムの動的粘弾性特性を、プリミティブ・チェイン・ネットワークモデル(NAPLES)を用いて解析した。ターゲット分子の分子量は30万で、分子中の架橋位置の分布が与える影響を評価した(図1)。

 Distribution of cross-link on polymer chain 図1. Distribution of cross-link on polymer chain

解析結果

図2のcase1とcase3では、低周波数領域でtanδは低い値を示している。
これは、転がり抵抗を下げるには、分子鎖の末端を架橋させる必要があることを示している。

Calculated tanδ in each case. 図2. Calculated tanδ in each case.

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