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[解析事例] 非平衡MDによる熱伝導率の計算

全原子MD
マテリアルサイエンス

熱伝導率への分子構造の影響を評価

目的と手法

水、エポキシ樹脂、PMMAについて、スクリプトを使用して温度を制御しながらVSOPを連続実行することで非平衡MD計算を実施し、その結果から熱伝導率を求めることができる。モデルを等間隔に複数のスラブに分割して、両端を高温に中央を低温に温度スケールしながら繰り返し計算を行った。

解析結果

図1は定常状態での各スラブの温度を示しており、得られた温度勾配と与えた熱量から熱伝導率を求めた(表1)。

Average temperature of each slab 図1. Average temperature of each slab

表1. Calculated thermal conductivity
  Simulation Expreiment
Water 0.974 0.6
Epoxy resin 0.238 0.2569
PMMA 0.179 0.183

Unit : W/(m・K)

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